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【麻雀団体紹介】日本プロ麻雀協会について
日本プロ麻雀協会は、2001年に土井泰昭(2024年現在は全日本麻雀協会代表)により設立された競技麻雀のプロ団体として知られています。2010年に正式に法人化され、現在は五十嵐毅が代表を務めています。比較的新鋭の麻雀団体なのですが、2024年現在で実質業界ナンバー2の勢力を誇っており、多くのプロ雀士が所属しています。この記事では日本プロ麻雀協会について解説していきたいと思います。 日本プロ麻雀協会の特徴日本プロ麻雀協会は「麻雀の素晴らしさを全世界に広めること。そして、文化としての麻雀が持つ価値を高め、人類の文化全体を豊かにすること」という壮大な使命を掲げ、日々その使命遂行に向けて活動を続けています。今でこそ、麻雀の社会的地位が高まってきてはいますが、以前は「麻雀」=「ギャンブル」という、比較的低い地位でした。「日本プロ麻雀協会」をはじめとする、麻雀の本来の価値を知る人たちの活躍のお陰で、今ではメディアにおける競技としての麻雀の認知度が高まってきています。しかし現状に決して満足することなく、常に「業界に新風を巻き起こす」ことをモットーに、日々活動を続けています。 よく「日本プロ麻雀連盟」と名前が似ていることから間違われることが多いのですが、全く別の団体です。ただ、お互いに非常に仲が良いことで知られており、交流機会が多いだけでなく、双方のどちらかに批判的な記事が出された時に、もう片方が一緒に戦う姿勢を見せるなどの関係を築いています。またアマチュアの実力者が集うセガから出されているオンラインゲーム「MJシリーズ」を公認していたり、またルール面においても役満同士の複合を認めていたり、中国麻雀のルールを採用した大会を実施していることでも知られており、柔軟な姿勢を見せている点も大きな特徴の団体と言えます。 日本プロ麻雀協会の主な所属雀士ここからは日本プロ麻雀協会における、主な所属雀士を紹介させて頂きます。1.仲林圭(雀王)中学の時に通っていた塾の先生の影響で麻雀に出会い、のめりこむようにハマっていったのが最初のスタートと言われています。麻雀で鍛えた頭脳のお陰か、早稲田大学理工学部コンピュータ・ネットワーク工学科に進学するも、大学で2年留年し、その後実家を出た後は雀荘で働く生活に突入しました。そんな生活をしていたら、吉田光太から「龍を継ぐもの」と指名を受け、日本プロ麻雀協会に入会し、2012年にAリーガーとして名を連ねるとともに、雀竜位を獲得。2017年には初の雀王決定戦に進出を果たし、見事3位入賞を果たしました。2019年には麻雀最強戦前日本プロ代表として優勝し、ファイナルシリーズへ進出を果たしました。その後、順調にキャリアを積み上げる中で、2022年には發王位を獲得すると共に、同年にMリーグ・U‐NEXT Piratesから2位指名を受けました。そして、2023年11月12日、第22期雀王の位を獲得し、初の雀王のタイトルホルダーとなりました。攻守ともに隙がないスタイルで知られており、運否天賦だけでは勝つことができない日本を代表する雀士の一人と言えます。 2.逢川恵夢(女流雀王)2024年現在、日本プロ麻雀協会における女流の雀王の称号を持つのが、逢川恵夢です。同協会が認可している「セガネットワーク対戦麻雀MJ」がきっかけで麻雀に触れ始めたのがきっかけとされており、雀荘でのアルバイト経験、また麻雀漫画「打姫オバカミーコ」を通して、プロを目指すことを決意。なんと、麻雀習得後の2年後である2011年には日本プロ麻雀協会の第10期前期生として見事プロ雀士となりました。プロ入り直後、第10期の新人王戦で見事優勝を果たし、既に底知れない実力の片鱗を見せており、2014年には夕刊フジ杯雀女王決定戦において、個人戦で準決勝まで進出し、残念ながら決勝卓には残れなかったものの、麻雀習得後僅かとは思えないほどの高い実力を示していました。その後、チャンピオンロード雀王シリーズや、夕刊フジ杯麻雀女王決定戦などで好成績を残し、着実にキャリアを積み上げる中で、遂に2018年日本プロ麻雀協会における女流リーグで、当時2連覇中であった朝倉ゆかりを下して、第17期女流雀王のタイトルを獲得しました。その翌年の2019年、続いて2020年において、競技麻雀団体の元タイトルホルダーが集う四神光輪女流王座決定戦に出場し、見事2年連続で優勝を果たして、その実力と地位を確固たるものにしており、現在に至っています。 3.安藤弘樹(雀竜位)2017年第16期前期に日本プロ麻雀協会のプロ雀士として認められました。プロになった比較的短いにも関わらず、昨年2023年に開催された「第21期雀竜位決定戦」において、ディフェンディングチャンピオンである吉田知弘や、A級1位の実力者掘慎吾、A級3位の小池ハヤト、A級4位の江崎文郎を僅か1時間という極めて短時間で破り、見事、「雀龍王」の称号を初戴冠し、その名を麻雀界に轟かせました。その闘いの一部始終を見た記者は「安藤弘樹が強かった、強すぎた」、「リードしたあとはまったく隙がなかった」と評しており、今後麻雀界のトップランナーとして名を馳せることが期待されている雀士です。 4.晃平(新人王)2018年に日本プロ麻雀協会に入会し、プロの雀士としてのキャリアをスタートさせました。東大卒ということで、プロの雀士になる人間はやはり高学歴(もしくは有名大学を中退)であることが多いな、という声を更に高めるのに一役買っている人物でもあります。ボクサーとしての経歴も持っており、色々と異例な雀士ではありますが、日本プロ麻雀協会における最新の新人王戦では、一見雑にも見える、少し特殊な打ち筋で、押し引きをコントロールする中で、見事新人王のタイトルを獲得しました。今後に期待の若手のホープの1人として数えられています。 主なタイトル戦や公式戦について日本プロ麻雀協会では、多くのタイトル戦、公式戦を実施しています。ここにその主なものを列記していきます。 1.本部・雀王戦・雀竜位戦・女流雀王戦・新人王戦・日本オープン・オータムCS・チャンピオンロード・fuzzカップ・電風戦 2.関西・関西雀王戦・協会関西プロアマ・関西チャンピオンシップ・関西女流スプリント・NPMウエスタンカップ 3.その他の大会・東北チャンピオンシップ・協会東北プロアマ・協会宮崎プロアマ・宮崎天照戦 非常に多くのタイトル戦、公式戦がある事が分かります。これらの場を土壌に、日々プロ雀士が切磋琢磨してその実力を磨き、麻雀界の未来を切り開いているのです。