P-style

パチンコに興味がある初心者は勿論、
玄人さんにも役立つ極上な情報をお届け!!

2024年におけるパチンコ業界の展望について

  • パチンコ業界ニュース

ここ近年はパチンコ業界の変革が特に激しかった時期ではなかったかと思います。
特に昨年2023年は、スマパチ、スマスロが本格的に台頭してきた年でもありますが、ことパチンコ方面において出玉の総量規制が緩和されたこともあり、より爆発力のある台を作ることが出来るようになったり、大きな変化がありました。
またパチスロ方面でも暗黒期と言われた6号機時代も、2022年半ばから6・5号機となり出玉性能、ゲーム性に大きな幅を持たせることができる様になったりする中で、2023年には人気台も登場し、少しずつ活気を取り戻してきた一年では無かったかと思います。
そんな2023年を経て、本年2024年はパチンコ業界にとってどのような年になるのでしょうか。
本記事では、2024年におけるパチンコ業界の展望について解説していきたいと思いますので、是非最後までご覧いただければ嬉しいです。

爆発力のあるパチンコ台の台頭が予想される

2023年6月から内規変更が行われたパチンコ業界ですが、それまでの期待獲得出玉の期待値が6400個未満だったのが、9600個未満にまで上昇し、より爆発力のある台を作ることができるようになりました。
それまでのパチンコでは1500玉が約81%でループするという性能が限界でしたが、このルールで考えると理論上は1500玉が86.5%でループするという性能にまで高める事ができるようになりました。

ラッキートリガー搭載機種の台頭

ラッキートリガー搭載機種の台頭
では爆発力のある台とは、どの様なものでしょうか。
一つは、内規変更から生まれた新たな概念である「ラッキートリガー」という、出玉性能に特化したモードが搭載されたパチンコが挙げられます。
ラッキートリガー搭載機は最速で2024年3月から登場すると言われていますが、搭載にあたってルールが設けられていますので紹介します。

①低確率は1/200以上のスペック(甘デジ、ライトミドルなど)が主となる
②Cタイムを搭載することができない
③ラッキートリガーの突入率に制限がある(あまり高くならないようにする)
④P機でもe機(スマパチ)でも開発可能である

これらのルールを満たした機種が、ラッキートリガー搭載機として認可され、ホールに並ぶ訳です。

ラッキートリガー搭載機の具体例

P G1優駿俱楽部2がラッキートリガー搭載機として登場予定で、基本スペックなどが好評されていますので、紹介したいと思います。

基本スペック

大当たり確率:1/99.9(確変時1/12.7)
超凱旋モード(ループver):通常時からの突入率5.5%、凱旋ロードからの突入率約24%となり、継続率は90%
凱旋モード(STモード):通常時からの突入率5.5%、ST回数24回+残保留4個、継続率は90%

となっており、一旦確変に突入すれば90%の確率で二つの確変モードをいったりきたりしながら、出玉がループする爆発力のある仕組みになっています。
ただし、基本スペックをご覧いただいてお分かりかと思いますが、超凱旋ロードと凱旋ロードを合せた突入率が11%しかありませんので、通常時の1/99.9の当たりを引いても、そう簡単には確変には突入しない設計になっています。

ただ一旦突入してしまえば、トータルの継続率が実質約96%という途轍もない継続率を誇っており、期待出玉はなんと約11500個と言われていますので、これまでの機種よりも大きな爆発力を秘めている台と言えます。

他にも多くのラッキートリガー搭載機の登場が予定されていますので、一発逆転を狙った高い射幸性を持ったパチンコが2024年は多く登場する事でしょう。

スマスロがメインになるパチスロ業界

2023年はスマスロが本格導入され、北斗の拳の登場と共に、ゴブリンスレイヤー、炎炎ノ消防隊、エウレカセブン、モンキーターン、バジリスク絆2など、スマスロで多くの人気機種が登場しました。
ただ、前評判が高かった、バイオハザードヴェンデッタ、エヴァゴッド、まどマギという人気版権のスマスロがコケてしまい、ただ人気版権のスマスロというだけでは人気、稼働は維持できず、ゲーム性の魅力、演出と出玉性能のバランスが長期稼働に繋がることが明確になった年であったと思います。
2024年である本年もリリース機種はほぼスマスロで登場することが予想されますが、パチスロ業界におけるこれまでの傾向を考えれば、段々と荒く、爆発力のある台が台頭するのではないかと考えます。
パチスロ終焉期とも言われた6号機時代がここまで熱くなる事は、正直当初は予想できませんでしたが、昨年の北斗の拳を超える人気機種が多数登場する可能性も十分あるのではないかと感じます。

2024年問題と言われる別の視点からの問題

規制緩和からラッキートリガー搭載機、6・5号機の射幸性復権という明るいニュースとは裏腹に、2024年問題と言われている、パチンコ業界全体の大きな問題があります。
それは、ドライバーの労働状況の見直しから、時間外労働の上限が規制されることを通して発生することが考えられる様々な問題の事を指しています。
この規制が行われると、ドライバーが一日に運べる荷物の量が減ってしまい収入が減ってしまうという点と、多くの新台を手に入れたいパチンコ業界側で思うように新台の導入が進まなくなることが懸念されています。
この規制を通して、とある運送業界の責任者は売上が40%程度落ち込む見込みであり、その落ち込んだ分は運送費に転嫁せざるを得ない状況であると嘆いています。
若手ドライバーの人材不足も相まって、運送業界が更に厳しくなると共に、関係が深いパチンコ業界にもその負担はやってくることが予想されています。

災害、経済不安と共に歩むパチンコ業界の今後

経済不安と共に歩むパチンコ業界の今後
明るいニュースもありますが、日本全体が経済不安に駆られている時代を迎えており、中々遊戯費にお金を捻出が難しい方も多くなると予想されます。
実際、近年は新型コロナウイルス感染拡大の影響から経済不安が各家庭を襲い、2020年の遊戯人口は1021万人であったのに対して、翌年2021年は813万人に激減しています。
その翌年2022年は837万人にやや回復したものの、2023年は809万人と過去最低を記録しており、スマスロ、スマパチの台頭や、規制の緩和という明るいニュースがあっても、そもそも遊戯日に捻出する経済的な余裕がない方が増えていれば、遊戯人口の回復は中々見込めません。

パチンコ業界2024年展望まとめ

パチンコ方面ではラッキートリガー搭載機、スマパチの台頭、パチスロでは6.5号機という高い射幸性を持った機種やスマスロへの期待が高まっており、コロナの影響抜きにしても厳しいと言われた一時期よりも、大分明るい未来が見える状況になってきています。
一方で、機種の性能以外で運送業における労働状況の見直しから発生するコストの増加や、近年の経済不安から低所得世帯の増加など、遊戯にまわせる経済の余裕がない方が多くなってきているなど、パチンコ人口を取り戻すのがそもそも難しい状況に日本全体がなっているという事もあり、引き続きパチンコ業界の試練の時は続く事が予想されます。
しかし、過去に様々な試練を乗り越え、素晴らしい機種や歴史を紡いできたパチンコ業界であれば、きっとこの困難を突破していけるのではないかと予想しています。
以前はパチンコをしていたけれど、今はしていないという方も、YouTubeやネットで最近の人気台の情報をチェックして、少しでも興味があれば久しぶりにホールに行ってみてはいかがでしょうか。

<< 戻る

オンラインカジノTips