P-style

パチンコに興味がある初心者は勿論、
玄人さんにも役立つ極上な情報をお届け!!

パチンコの歴史-規制と共に振り返る

  • パチンコ業界ニュース

昭和の時代から続くパチンコ業界の歴史は「規制」の存在なくしては語れません。
この記事ではパチンコ業界の歴史を「規制」と共に振りかえり、最終的に2023年現在においてパチンコ、パチスロ、どちらに投資すべきなのかについて記載していますので、是非最後までご覧ください。

パチンコの基本的な歴史と近年のパチンコシーンの変遷

パチンコの正式名称は「ぱちんこ遊技機」と呼ばれ、釘が多数配置された盤面に、パチンコ玉を打ち出し、落下した玉が入賞ポケットに入ると多くの玉が出てくる、という発想を原点とした遊技機のことを指します。
その歴史は非常に古く、明確にいつからと定義することが難しいのですが、当時ヨーロッパから輸入され日本国内で遊戯されていた「コリントゲーム」、「バガテル」と呼ばれるゲームが原点と言われています。
そこから、昭和20年代半ばに正村竹一氏が「正村ゲージ」と呼ばれる釘配列を開発した事が発端となり、その画期的な釘配列により、落下する玉の意外性、ランダム性が面白さやスリルを演出して、日本最初のパチンコブームに引き起こしたのです。
また当時は単発で玉を打ち出す方式だったのが、昭和20年代後半になると現在の自動で玉が排出される連発式が登場する等進化を遂げて、日本国内にどんどんパチンコブームが拡大していきました。
その後、昭和55年、今のパチンコに最も近い形である「フィーバー機」が登場し、バブル期などの経済的発展と相まって、日本全国に多くのパチンコ屋が乱立することとなったのです。

高射幸機の出現→規制の歴史

規制の歴史
高い射幸性を持った機種が出ると、当然人気が出るのですが、反面、多重債務問題などの社会問題を引き起こし、その都度、射幸性を抑制するように「規制」が入ります。
現在のパチンコは「P機」と呼ばれるタイプのパチンコが、ホールに並んでいる訳ですが、それ以前は「CR機」、「現金機」と大別される機種が並んでいました。
その機種の期間の中でも、その都度規制が入り、射幸性が高まったり、抑えられたりしながら、業界もその対応に追われながら今日がある訳です。
最も射幸性が高いと呼ばれた時代は、やはり「CR機」の時代が挙げられます。
様々な意見があると思いますが、2000年代後半の、初代GAROや花の慶次、初代北斗の拳などの1/399台のMAX機が出現していた時期が最も射幸性が高いという意見が多い様に思います。
一撃10万発40万円くらいの出玉であれば、チラホラと報告される位の爆発力と、出玉スピードを誇る機種が多く存在していました。
しかしその後、その射幸性が見直され、特に大きな規制としては、2015年に行われたものが挙げられますが、その中身としては「のめり込み対策に関わる申し合わせ」というもので、大当たりの下限値を1/400から1/320に設定し、突然確変からのST抜け、あるいは潜伏確変を禁止し、最大期待払い出し玉制限を、従来の9600個から最大でも7200個(3個賞球機)という設定に変化しました。
2016年には継続率も見直され、65%以下(ただし時短の引き戻しによる継続は含まない)となり、最高出玉期待値が6400個以下へとなったのでした。
その後も、様々な規制の変遷をたどっていましたが、2023年にスマートパチンコの登場と共に、規制緩和が行われ、主なものとしては総量規制が6400個から9600個へと緩和されるという、締め付けが続いていたパチンコ業界にとって明るい兆しがあったり、また近年の「エヴァンゲリオン」シリーズの復権や、ガンダムユニコーンなどのヒット作の連発により、崩壊の未来しかないとされていたパチンコ業界に一筋の明るい兆しをもたらしています。

パチスロの基本的な歴史と近年のパチスロシーンの変遷

パチスロの正式名称は「回胴式遊技機」と呼ばれており、その名前の通り、グルグルまわる回胴式の図柄が揃う役により、出玉(コイン)が払い出されるという遊技機のことを指します。
その歴史を辿ると1977年7月、マックス商事から発表された「ジェミニ」は0号機の初代として有名ですが、その後パルサーなどの人気機種が0号機として数多く輩出され、この頃から日本のパチスロの歴史が本格的に始まっていきます。

その後1985年以降、パルサー、あるいはプラネットシリーズやペガサスシリーズなどが有名な1号機という次世代機が登場し、当時最盛を極めていた「東京パブコ」をはじめ、今の業界を席巻しているユニバーサル、サミー、山佐、オリンピア、北電子などのメーカーから登場する機種も年々増加して、パチスロシーンを盛り上げていました。
1988年以降は2号機時代となり、今も名前が残っている「アラジン」が登場し、通称「アラジンチャンス」なる、パンクか次回BIG当選までシングルボーナスが揃いまくる、一撃性のあるゲーム性が話題となったり、中段チェリー=大当たりのチャンス、というイメージの元祖である「スーパーバニーガール」などが登場しました。
その後、1990年から出現した3号機は、通称「裏モノ」が全国的に大量に出回り、3万枚(等価で60万以上)を超えるような出玉を記録するようになっていきました。
そして1992年、パチスロ全盛期と言われる4号機時代へと突入します。
Aタイプの覇者「ニューパルサー」をはじめ、リプレイ外しという技術介入が出玉率に大きく影響する「クランキーコンドル」、また今やホールに無くてはならない「ジャグラー」もこの時期に登場しました。
その後、ユニバーサルから社名変更したアルゼから、大ヒット機種である花火シリーズやサンダーVが登場、2000年以降は初のAT機である「ゲゲゲの鬼太郎」の登場をきっかけに、高射幸AT機が量産に繋がり、サミーの大ヒット作である「獣王」シリーズ、また「巨人の星」や「ミリオンゴッド」等の超高射幸ストック機が出現し、4号機が終焉に向かい始めます。
その後「北斗の拳」などの人気機種が登場し、4号機時代のピークを迎えますが、あまりの射幸性から多重債務者、自殺者などの社会現象を引き起こすことにより、4.7号機という出玉規制が強化された機種が登場するようになり、一気にパチスロブームが下降線をたどる様になります。

パチスロ業界が復活

その後、5号機時代となり、「新世紀エヴァンゲリオン」の初代パチスロが発表された時、一旦は「もうパチスロは終わった」と言われる様な時代を迎えるのですが、規制の抜け道を模索し続けたメーカーの努力により、「エウレカセブン」などの高射幸ART機、「ミリオンゴッド」シリーズなどの高射幸AT機が多数出現し、パチスロ業界が復活しました。
ですが、この5号機時代も終焉を迎えます。
4号機時代に匹敵するほどの射幸性を持った機種が多数輩出された為、規制が入り6号機時代へと突入し、一撃2400枚を超える出玉が許されないという等の、極悪な規制が入ることから、一撃万枚の夢が絶たれてしまう暗黒の時代へと突入します。
しかし、近年は規制が緩和された6・5号機が発表され、実質の万枚超えの報告が多数確認される様になり、少しずつ明るい兆しが感じられる様になっています。

2023年現在はパチンコの方が稼げる時代

上記の記事を通してお分かりいただけると思いますが、様々な「規制」を通して、2023年現在はパチンコの規制が優しいと言えます。
今最も人気がある「新世紀エヴァンゲリオンー未来への咆哮-」では、一撃10発オーバー(等価交換で40万円以上)の報告もありますし、スマートパチンコでも6~7万発くらいの報告がありますので、一撃の夢を見るのであれば、間違いなくパチンコに投資した方が良いと言えるのが、2023年現在に到達することができる結論だと思います。

<< 戻る

オンラインカジノTips