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大人気パチンコ「花の慶次」の歴史

  • 機種紹介

北斗の拳などの作品で有名な原哲夫先生が手掛ける大人気漫画「花の慶次」は、今やパチンコシーンに無くてはならない重要なコンテンツの一つです。
初代「CR花の慶次-雲のかなたに-」の登場から、2023年現在では、最新作「P真・花の慶次3 黄金一閃」が登場しており、振り返ると18機種もの花の慶次シリーズの機種が登場し、長年ホールを賑わせてきました。
この記事では「花の慶次」シリーズの歴史をいくつかの機種を通して振りかえってみたいと思います。

「花の慶次」シリーズの原点にして最高傑作「CR花の慶次-雲のかなたに-」

花の慶次シリーズ人気の秘密
2007年当時のパチンコシーンは熱い機種が多数ホールで稼働していました。
最も射幸性が強いと言われた初代GAROをはじめ、北斗の拳、また当時の「海」シリーズという数々の猛者と肩を並べた機種の一つとして「花の慶次-雲のかなたに-」が挙げられるでしょう。

基本スペック

基本的なスペックとしては1/399.25(確変時1/39.93)、確変継続率は80%、大当たり1回での出玉は1660個、確変後は時短100回転という、当時のMAX機に相当します。

演出面や魅力について

花の慶次シリーズの演出面の原点がこの機種に詰まっている言って良いでしょう。
大当たりに大きな期待を持つことができる「キセル予告」をはじめ、城門突破できるか毎ゲームドキドキが止まらない確変モード「戦モード」、またランクアップボーナスは、実は当時から採用された演出だったのです。

また、今は廃止されている出玉なしの潜伏確変モードとして「傾奇ゾーン」、「超傾奇ゾーン」というものも搭載されており、「超傾奇ゾーン」にランクアップすれば、内部確変状態に期待が持てる、等という多彩な演出仕様でした。
真田幸村、奥村助右衛門、直江兼続と言った、人気キャラごとの演出も搭載されており、「傾くなら、傾き通せ」などの名セリフなどと共に、ゲームを盛り上げていました。

そして松風リーチ、おまつリーチは大当たりの期待度がグーンと上がるチャンスリーチとして扱われており、キセル予告からの金襖を経由しての発展であれば大当たりの期待大で、胸が躍る瞬間でした。

ニューギンが世に知れ渡ったのはこの機種のお陰とも言われており、正にニューギンにとっての大出世作と言えるでしょう。

停滞感を払しょくした「CR真・花の慶次」

初代にして比類無き完成度を誇る「花の慶次-雲のかなたに-」を超えたヒット作と言っても過言ではないのが、この「CR真・花の慶次」です。

基本スペック

基本スペックについては、1/399.61(確変時1/64.89)の確率で大当たりを獲得でき、55%の確率で120回のSTに突入するという内容です。
継続率約85%という高射幸機として一世を風靡し、ホールを鉄火場のごとく熱くした名機の一つと言えるでしょう。

演出面や魅力について

好調だった花の慶次シリーズも、初代の後には「CR花の慶次-斬-」、「CR花の慶次-愛-」、「CR花の慶次-焔-」、「CR花の慶次-漢-」、「CR花の慶次-琉-」など、数々の機種が登場していましたが、正直シリーズを重ねる毎にマンネリ化している点が否めなかった「花の慶次」シリーズでしたが、その人気を完全復活させてくれたのがこの機種と言って間違いありません。
原作の中盤から、後半をモチーフに作り上げられていた演出面も、今作は再び「加賀編」や「京都編」などの序盤にスポットを当てて構成されています。

また今作では、90分毎に「キセル之刻」という特別な演出が発生し、このゾーン中に「キセル予告」が発生すると、大当たり濃厚という新たな演出も追加され、その後の「花の慶次」シリーズにも引き継がれています。

もう一つ前作までの大きな変更点としては、キセル予告の発生タイミングが変わっている点です。
それまでの花の慶次シリーズでは、リーチ発生後にすぐキセル予告の映像が流れていましたが、今作ではリーチ後に襖演出に入り、襖が開いた時にキセル予告が発生し、当時初めて演出に遭遇した方が衝撃を受けたという口コミが多かったです。
開発陣としては、前作の「花の慶次-漢-」でシリーズを終了する予定だったという事ですが、多くのファンの期待に応えて、全く新しい「真」花の慶次のパチンコをつくろうという気概が、その様な細かい変更点に繋がったと言われています。

演出面、出玉面が見事にかみ合い、停滞していた「花の慶次」シリーズを復活させた分岐点とも言える作品がこの「CR真・花の慶次」だと言えます。

超尖ったスペック!?最新作「P真・花の慶次3-黄金一閃-」

2023年現在における「花の慶次」シリーズ最新作が、この「P真・花の慶次3-黄金一閃-」です。
出玉性能は「花の慶次」シリーズ最高峰!と謳われてリリースされました。

基本スペック

基本スペックは1/319.68、初当たりの50%が4500玉(10R×3回・払い戻し)+RUSH突入で、RUSH中の大当たりは全て1500玉、時短中(10回点目以外)の当たりであれば、1/3の確率で3000玉というもので、かなり尖ったスペックとして話題となっています。
基本的に10回転のSTタイプで、確変中は1/9.25の確率で連荘する計算となり、約72%の継続率を誇ります。

賛否両論の問題作?

賛否両論の問題作?
評判はといえば、賛否両論というのが正直な結果ではないでしょうか。
良い口コミとしては、初当たり50%で4500玉獲得できたり、スピード感があり、かつ連荘すれば毎回1500玉獲得できる爆発力の面が良い評価として多く上がっています。
某パチンコサイトの口コミの中には、26連4万発獲得したという報告も見られましたので、爆発力を体感された方は、良台として感じられている印象です。
しかし一方で、ヘソの割合が10R×3回(約4500玉、確変時短10回獲得)が50%に対して、2R(約300玉、時短無し)も50%という、五分五分の割合の為、初当たりで4500玉を引く事ができないと、目も当てられない惨状となってしまう点、また折角4500玉を引いても10回転中に、1/9.25を引くことができないと、即大当たり終了という、儚い展開も大いにあり得るという点についての不評が目立っており、今作の爆発力を一切感じられずにお金だけ消費してしまった方が、その様な口コミを残している様な印象です。

華麗な映像美で、「押して参る予告」や、「こんなものかね予告」、「真・花の慶次ZONE」などの大チャンス演出や、多様な保留予告、御馴染みの襖予告で構成された演出面は安定していましたが、歴代の花の慶次シリーズにあった城門突破演出がない点も、残念だという口コミが多く見られました。
悪い意味で花の慶次シリーズらしくない、という評価が賛否の否の部分の声に多く見られたような印象です。

花の慶次シリーズ人気の秘密「よっしゃあ漢歌」

まさに栄枯盛衰の流れを辿りながら、未だパチンコシーンを賑わせている花の慶次シリーズですが、その人気の秘密の一つとしては、空手でも有名な角田信朗さんが歌う「よっしゃあ漢歌」の存在は欠かすことができません。
「そーれそーれそれ、そーれそーれ」という独特な言い回しから始まる楽曲は、正に花の慶次シリーズを象徴する名曲です。
「花の慶次」という作品全体に流れる、男(漢)のカッコよさ、誇りなどの要素が楽曲の隅々に散りばめられており、これが花の慶次シリーズの演出と最高にマッチしているのです。
もし花の慶次シリーズ全体にこの曲が無ければ、ここまでのヒット作にはなっていなかったと言っても過言ではない程、欠かせない存在となっています。
主に大当たり中に聴く事ができますが、この曲が流れながら大量出玉を獲得している快感が、多くのパチンコユーザーを虜にしたことにより、「花の慶次」を業界屈指のヒットコンテンツに上りつめたと言っても過言ではないでしょう。

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