P-style

パチンコに興味がある初心者は勿論、
玄人さんにも役立つ極上な情報をお届け!!

【往年の】CR北斗の拳 ケンシロウ【名機】

  • 機種紹介

当時はMAX機といえば、約1/400が主流で、現在のMAX機である1/319タイプはミドル機に相当していました。
当時のミドル機では、約1/350のタイプもありましたから、そういう意味では1/319
タイプはライトミドルの少し上程度の、比較的ライトなミドル機の扱いでした。

ということで、当時MAX機に挑むということになると、ある程度の投資を覚悟しなければなりませんでしたが、厳しい道のりの先には大きなリターンを待っていまして、基本的には80%以上の高継続率で1500玉以上の出玉が期待出来る、極めて射幸性が高い仕様の台が多かったように思います。

そんな1/400 タイプのMAX機は、当時多くの機種が乱立しており、群雄割拠の戦国時代とも言える状況でした。
その中でも初代牙狼、花の慶次、そして今回紹介させて頂きますCR北斗の拳ケンシロウは、1/400タイプのMAX機のトップ3とも言える存在でした。
この記事では、初代北斗たるCR北斗の拳ケンシロウを懐かしみながら、演出面や出玉力について解説していきたいと思います。

基本スペック

大当たり確率1/399.6 → 1/39.96
確変継続率82%
時短性能:バトル終了後60or80or100回
獲得出玉:約380 ~ 1550個

うーむ懐かしいスペックです。

中々大当たりを引くのが難しかったのですが、継続率82%の為、一回突入すればある程度の連荘は見込めて、一撃10000発程度は十分射程圏内だった訳です。
北斗の拳の名曲と共に、ケンシロウとラオウが死闘を繰り広げ、出玉を増やすあの快感は何物にも代え難いものでした。
また、既に15年以上前の機種になる訳ですが、グラフィックも非常に美麗で、北斗の拳の世界観がしっかりと描かれている点も、人気の要素の一つと言えます。

死闘(バトル)モード

死闘(バトル)モード
本機最大の魅力は、「死闘」と書いて「バトル」と読む、死闘モードという確変モードです。
バトルに勝利する度に出玉獲得、確変継続となります。
主人公をケンシロウ、もしくはラオウから選択することが可能で、それぞれに対戦相手が異なります。

ケンシロウ選択時には対戦相手として下記のキャラが選択されます。
サウザー(期待度低)
ジャギ(期待度普通)
アミバ(期待度高)
ラオウ選択時には対戦相手が下記のキャラが選択されます。
リュウケン(期待度低)
トキ(期待度普通)
山のフドウ(期待度高)

ケンシロウだとサウザー、ラオウだとリュウケンが強敵となります。
それ以外なら、割と勝利に期待が持てた印象です。
まれにアミバに敗北する事もありましたが、大変な屈辱感を味わう事ができます。

7連荘以降は対戦相手がケンシロウ、ラオウに固定され、原作と同様の死闘を繰り広げる事になります。
そして、連荘回数を重ねていくと、北斗の拳で流れていた名曲達が大量出玉を祝福してくれます。
「愛をとりもどせ」、「TOUGHBOY」が流れる頃には、恐らく勝利を決定づける出玉を確保している事が多かったのではないでしょうか。

20連荘以上した後に死闘モードが終了すると、原作でも有名なラオウの昇天演出を見ることが出来ます。
「和が生涯に一片の悔いなし」、この演出を見る頃には、このセリフを言いたくなる位の大勝利を収めている事でしょう。

秀逸な演出の紹介

「CR北斗の拳 ケンシロウ」は出玉性能だけで、あれほどの人気機種になった訳ではありません。
やはり演出面と出玉力のバランスの良さあってこそ、トップクラスの人気を獲得する事ができたのです。
ここでは本機における数多な秀逸な演出、リーチアクションについていくつか紹介させていただます。

五車星系リーチ

五車星系リーチ
南斗最後の将たるユリアを守護する5人の戦士たち(ヒューイ、シュレン、フドウ、ジュウザ、リハク)が活躍するリーチとなります。
海を司るリハクまで発展すれば大当たり濃厚、雲のジュウザであればチャンス、という感じのリーチです。
基本的には単独だとあまり熱くないのですが、ハズレ演出の最後に背景に北斗七星が出現すると、ラオウ系リーチに発展し、一気に期待度が高まります。
割とこのパターンで大当たりが演出される事が多い印象で、決してハイハイいつもの演出ね、と見くびってはいけません。

強敵系リーチ

北斗の拳の原作でも登場した強力なキャラのバトル系演出を紹介します。

サウザーリーチ

「サウザーかよ、無理やん」と初見から90%くらい諦めてしまうリーチでした。
スペシャルに発展すれば、天翔十字鳳VS天波活殺の名シーンを見ることができ、多少大当たりにも期待が持てます。
ただ、やはり聖帝様は強く勝利することは少なかった印象です。

ジャギリーチ

アミバ様の次に期待できるリーチでしたが、「兄より優れた弟なぞ、存在しねえ!!」という名セリフ通りに、幾度も弟ケンシロウを屠ってきました。
背景にマコが居れば期待度は更にUPします。

アミバリーチ

今では勝利の女神的存在であるアミバ様は、当時はキチンとした強敵として登場しており、普通にケンシロウが敗北する強敵でした。
ただ、本機の中でも最も期待度が高いリーチではあり、背景にレイがいたり等のチャンスアップがあれば、更に期待できました。

ケンシロウVSラオウリーチ

原作を象徴するバトルである、ケンシロウとラオウの死闘をモチーフにしたリーチ。
割と熱いが、普通に負ける、と言った期待度です。
ラオウ系リーチでは一番期待度低めで、中の上くらいの位置づけです。

ユリアリーチ

ケンシロウとラオウが南斗最後の将であるユリアの元に向かう、原作における名シーンを美麗なグラフィックで再現した秀逸かつ割と熱いリーチです。
ケンシロウが先にユリアの元に到着すれば大当たりとなります。

トキVSラオウリーチ

原作でも超有名な名バトルである、トキとラオウの死闘がモチーフの演出です。
全回転を除いて、大当たり期待度が本機最強となりますので、突入すれば否が応でも大当たりに期待を持つことができます。
トキが勝利すると、「あなたにも見えるはずだ、あの死兆星が!!」というセリフと共に大当たりが濃厚となります。
トキがラオウに憧れ習得した「剛の拳」を繰り出せば、大チャンスで勝利は目の前です。

背景予告

やはり背景が変わると熱いという事で、ケンシロウと戦った数々の強敵が空に浮かぶ背景演出が発生すると、SPリーチが確定し、期待度が大幅にアップします。

回想予告

通常時の滞在ステージに対応しているキャラにまつわるエピソードが、最大4回連続で発生する演出で、進めば進むほど期待が持てます。

カウントダウン予告

カウントダウン予告
無法者達にケンシロウが制裁を下す予告で、5からカウントがスタートして、順番通り0まで到達できれば大当たりに期待が持てます。

図柄オーラ予告

変動開始時、あるいはリーチ成立後にオーラが発生する演出です。
白<青<黄<緑<赤<虹の順で期待度が異なり、赤色だとその後の発展先に期待となります。

キリン柄

最後に、サミーといえばキリン柄が熱いということで、本機のあらゆる場面における演出でキリン柄が登場するだけで、激アツとなります。

内部確変

通称「世紀末モード」と呼称されており、突入すると内部的に確変状態かも知れないという期待が持てる演出ですが、実は世紀末モード突入時に盤面のセグを見ると、内部確変か通常かが判別できました。

まとめ

他にも細かい演出は多数存在するのですが、死闘モードの性能と演出、そして通常時を彩る秀逸なリーチアクションや、細かな演出が「CR北斗の拳 ケンシロウ」には搭載されています。
今の時代の台と比較して、グラフィック面では負けるかもしれませんが、出玉性能や演出面のバランスの良さは随一だと思います。

<< 戻る

オンラインカジノTips