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【往年の】今では遊べない「CR ぱちんこキン肉マン」【名機】

  • 機種紹介

かの有名な「キン肉マン」をモチーフにしたパチンコです。
キン肉マンパチンコの初代とも呼ばれており、キン肉マンをはじめとする正義超人と悪魔超人がバトルを繰り広げながら、出玉を目指していく台となっています。
大当りの確率に対して確変継続率が80%もあったり、魅力あふれるスペックを搭載していたりと、有名版権であるキン肉マンに相応しい名機として知られています。
今ではもう打つことは出来ませんが、その性能や演出などを懐かしみながら、振り返ってみたいと思います。

基本スペック

大当り確率:1/317.8 → 1/31.8
確変継続率:80%
確変システム:次回まで
時短性能:通常当たり後40回
賞球数:3&3&10&15
大当り出玉:約1050玉

当時では比較的易しい部類のミドルスペックでありながら、確変継続率が80%もあるということで当時は話題になっていました。
出玉も一律約1050玉獲得できましたので、大当りを獲得して連荘さえすれば、それなりに大きな出玉を獲得が見込めました。

1/317.8というと、現在におけるマックス機に相当する訳ですが、当時のマックス機は約1/400が主流であり、確変継続率が80%という高い確率の台も、基本的にマックス機でなければ実現することができていなかった為、このキン肉マンのスペックはかなり優秀と言えるのです。

本機最大の目玉「ハイパーマッスルチャンス」

1/317.8を引き当て、見事確変を獲得すると本機最大の出玉性能を誇る「ハイパーマッスルチャンス」に突入します。
キン肉マンをはじめとする正義超人が集結して、悪魔将軍を探索し打倒するという流れになります。
前述のように1回あたりの出玉は約1050玉と比較的控えめな量ではありますが、継続率が80%と当時のマックス機並みの数値なので、かなりの連荘性能を誇ります。
平均連荘回数は約5回程度と言われていますが、波に乗れば10連以上も当然目指せて、万発を超えることもしばしばありました。

マッスルチャンス

ハイパーマッスルチャンス中に残念ながらバトルに敗北すると、最大40回転の時短ステージであるマッスルチャンスに突入します。
ただし、演出上は転落した様に見せかけて、実は内部的に確変状態の場合も多く、マッスルチャンス中のメインキャラがキン肉マン、テリーマン、ウォーズマンであれば、確変状態が維持されている事も多く、その場合40回転終了後にスーパーマッスルチャンスへ移行する事も良くありましたので、決して悲観してはいけません。

注目は滞在ステージ

この台には潜伏確変という概念が存在しており、滞在ステージで内部的に確変しているかどうかを示唆する演出が搭載されていました。
下位ステージとしては「ウルフマンステージ」、「ロビンマスクステージ」、「ブロッケンJrステージ」の3種類が存在し、基本的に潜伏確変の期待度が低いステージとして知られています。
本機では「肉」役物が搭載されていますが、この役物が作動すると上位ステージに移行したりと、決して低確率濃厚のステージだからと言って目が離すことはできませんでした。

中位ステージとしては、「テリーマンステージ」、「ウォーズマンステージ」の2種類があり、ある程度潜伏確変に期待が持てるステージとして知られています。
突入しても転落せずに滞在し続けたり、あるいは下位ステージに転落しても、すぐに中位ステージに戻ってくる様であれば、潜伏確変に期待が高まります。
上位ステージにいかなくても、中位ステージ経由からの大当りも多く確認されていた為、それなりに潜伏確変期待度は高かった印象です。

潜伏確変に最も期待が持てる上位ステージは「キン肉マンステージ」です。
突入した時点で、潜伏確変にかなり期待が持てる大チャンスゾーンです。
転落せずに滞在し続ければ続けるほど期待が持てます。
ただし、中央の黄金マスクが消失するとモード転落のピンチとなってしまいます。
しかし、中位ステージへ転落しても、すぐにキン肉マンステージに戻ってくる様であれば、引き続き潜伏確変に期待を持つことができるでしょう。

大当りに期待が持てる演出

ここからは大当りに期待が持てる演出について幾つか紹介させていただきます。
上位ステージであるキン肉マンステージからの発展だと特に期待度アップとなります。

決戦VSリーチ

決戦VSリーチ
原作に基づいた悪魔超人との決戦をモチーフにしたリーチとなります。
全回転などのプレミアムリーチを除けば、本機における最も期待度が高いリーチであり、主に2種類搭載されています。

1.キン肉マン

3種類の対戦相手のいずれか1名とキン肉マンが戦うリーチです。
発生した時点でかなりの期待度を誇りますが、対戦相手がバッファローマンかアシュラマンであれば、より勝利への期待度が高いとされています。
火事場のクソ力フラッシュ予告から、この演出に展開する事が多いです。

2.モンゴルマン

2種類の対戦相手と勝負し勝利すれば大当りが確定となるリーチです。
キン肉マンとは異なり、対戦相手は「スプリングマン」と「ミスターカーメン」の2種類ですが、どちらもほぼ同じ位の期待度と言われています。
発生した時点でかなりの期待度を誇り、発展契機としてはキン肉マンリーチと同様、火事場のクソ力フラッシュ予告を経由することが多いです。

VSリーチ

漫画キン肉マンで繰り広げられた、正義超人と悪魔超人の闘いを忠実に再現したCGリーチとなります。
本リーチ単独では中々大当りに繋がることが少ないのですが、敗北時に火事場のクソ力フラッシュ予告が発生する場合があり、もし発生した場合はVS決戦リーチに繋がったり、肉役物が作動して、上位ステージ以降の契機となる場合もありますので、期待度が低いリーチとして甘く見ることはできません。

群予告

パチンコ台であれば結構な確率で搭載されている群予告ですが、「CR ぱちんこキン肉マン」にも当然搭載されています。
何の変哲もないノーマルリーチと思いきや、ミート君の大群が突如として出現して、一気に期待度が高まるという激アツ演出です。
VS決戦リーチなどの高期待度の演出に期待ができます。

火事場のクソ力フラッシュ予告

別項でも触れましたが、本機における最も目立つギミックであるキン肉マンの腕が突如として落下しビカビカと激しく発光する演出です。
この演出が発生すれば、大当りは目の前と言っても過言ではありません。

連続スベリ演出

連続スベリ演出
変動時に右図柄が滑ると、真ん中にカード図柄が停止することがあります。
カード図柄が真ん中に停止すると疑似連発生となり、その後の展開に期待できます。
続けば続くほど期待度が高まりますので、発生時はその後の展開から目が離すことができませんでした。

まとめ

本機は滞在ステージと潜伏確変の存在が中々ヤメ時を見失わせてしまう場合も多々あり、中位ステージであれば「もしかしたら確変かも知れない」と思って、追加投資して散財してしまう場合もしばしばありました。
ただ、確変継続率80%の威力は伊達ではなく、出玉性能がそこそこでも、継続さえすればあっという間に1万、2万と出玉を増やすことができましたので、「もしかしたら潜伏確変かも知れない」という甘い誘惑がより強く作用していた事を記憶しています。
原作愛を感じる演出、優秀なスペック面、全体的に潜伏確変を匂わせる構成が妙な中毒性となって、多くのユーザーを虜にしていました。
この台も往年の名機の一つとして数えることができるでしょう。

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