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過去に人気を博した機種「CR花の慶次 雲の彼方に」

  • 機種紹介

今やパチンコシーンに欠かせないコンテンツの一つとして「花の慶次」シリーズが挙げられます。

新台が出れば、瞬く間にホールの主力機種となる花の慶次シリーズですが、その人気を遡れば最高傑作と名高い、初代「CR花の慶次 雲の彼方に」の存在にいきつきます。

当時は初代牙狼や、初代北斗の拳など、高射幸機の全盛期だった訳ですが、この花の慶次もそれら人気機種と肩を並べながら、一時代を築き上げた名機であると言えます。

この記事では、「CR花の慶次 雲の彼方に」にスポットを当てて、懐かしみながら解説していきたいと思います。

 

基本スペック

基本スペック

大当たり確率:1/399.25

確変時確率:1/39.925

確変継続率:80%

時短性能:連荘終了後100回転

大当たり出玉:約540玉~1620玉

 

ご覧の通り、高継続かつ大量出玉が期待できるMAXタイプの機種として登場しました。

一回RUSHに入れば80%継続なので、かなりまとまった出玉に期待ができ、上手くいけば20連、30連と継続し、気づけば30000発、40000発に到達する事も珍しくありません。

一方、出玉感や疾走感が楽しめる一方で、確率を見てお分かりの通り、2024年現在では存在し得ない約1/400という、かなり初当たりが重い仕様になっており、大当たりまでの道のりが厳しかった事を記憶しています。

今では考えられない射幸性と、魅力あふれる演出を振りかえってみたいと思います。

 

基本的なゲームの流れ

基本的に1/399.25を引けば確変突入が確定します。

ですが、一部潜伏確変での大当たりが含まれているのでご注意ください。

15R大当たりを引けば1500玉以上の出玉と共に、本機の目玉である「戦モード」へ突入が確定し、大量出玉に期待できます。

潜伏確変だと内部的に確変状態なので、セグを見て継続するかどうか、判断する事が必要です。

今現在は潜伏確変という概念がありませんが、当時は多くの機種で搭載されていました。

セグの見方が分からないご高齢の方は、通常なのに潜伏確変かも知れないと追加投資をしてしまう方も多かった様に思います。

今作において潜伏確変は「傾奇ゾーン」、「極傾奇ゾーン」の2種類あり、後者の方が内部的に確変している可能性が高いです。

ただ、盤面のセグ部分に出てくるセグパターンを見れば、内部確変中がどうかはすぐに判別可能でしたので、情報がある方は継続、即ヤメの判断ができ、無駄な投資を避けることができていました。

 

連荘終了後も時短が100回ついてくるので、ある程度引き戻しの可能性もありました。

折角、戦モードが終了してもここで引き戻して、大量出玉に繋がった方は少なくないでしょう。

 

主な演出

ここでは、大当たりに特に関連がある演出について解説していきたいと思います。

現在まで続く花の慶次シリーズの演出の原点でもあり、最高傑作の演出バランス、内容との声も多く、どの演出も魅力的です。

2008年とかなり前の機種ながら、グラフィックはかなり綺麗だったのが印象的です。

 

キセル予告

激アツ予告だったキセル予告は、この初代慶次から始まっています。

発生するだけで大当たりに大きく期待が持てるのは、今も昔も変わりません。

 

襖演出

襖演出

演出の展開前に発生する演出です。

赤色ならややチャンス、金色なら大当たりに大きな期待が持てる秀逸な演出として知られています。

発展先が弱系リーチでも、金襖を挟めばかなり期待が持てたものです。

 

武将系リーチ

漫画花の慶次に縁が深い4人の武将がリーチアクションと共に活躍するリーチです。

原作ファンであれば思わずニヤリとしてしまうセリフばかりで、演出の組み合わせ次第では十分に大当たりに期待が持てます。

 

伊達政宗

「小十郎よ、ワシは物を見ることはできぬ。だが、人の心が見える!」

「我が伊達藤次郎政宗である!」

懐かしいセリフですね。

ハッキリ言ってあまり期待が出来ないリーチですが、ハイハイいつもの演出だなぁという感じで見ていたら、大当たりしてケツが浮く経験も少なからずあります。

武将系リーチの中では最も期待度が低く、最も目にする機会が多い演出でしたので、妙に愛着が湧いたりもしていました。

 

真田幸村リーチ

「いいか貴様ら。人間にはな、触れちゃならねぇ痛みがあるんだ。そこに触れたら後はもう、命のやりとりしか残っちゃいねーんだ!ふざけんじゃねーぞ、この野郎!」

命のやりとりしか残っていないというのは言い過ぎじゃない?と当時、何度もツッコんだ記憶があります。

こちらも伊達政宗リーチと同様、ただ発展しただけだと期待度が薄い武将系リーチなので、時々何かの間違いで図柄が揃った時は、何度も目を疑ったものです。

 

奥村助右衛門リーチ

「慶次、傾くなら、傾き通せ!」

「生に果てあれど、名に果ては無し!」

 

こちらも含蓄深いお言葉。

原作では、慶次の良き理解者であった奥村助右衛門との信頼関係が感じられる、そんな台詞ではないでしょうか?

実は、伊達政宗や真田幸村リーチよりは若干熱い演出となります。

ただ、過度な期待は禁物で、例えるならば、緑保留みたいな期待度と思っていただけば良いのではないかと思います。

 

直江兼続リーチ

「この直江兼続、尋常にお相手いたす!」

「聞いた風な口をきくなぁああ!」

花の慶次の名シーンにおける有名な台詞ですよね。

直江兼続がひたすらカッコいいシーンだった記憶があります。

 

さて、このリーチは他の3つの武将系リーチとは別格の期待度を持っており、勿論SPリーチよりは期待度が低いものの、直江兼続リーチから大当たりに繋がるパターンはかなり多い印象です。

金襖、キセル予告と合わせた直江兼続リーチなら、十分大当たりに期待が持てます。

 

SPリーチ

SPリーチ

大当たりに十分期待が持てる、あるいは大当たり濃厚が確定するSPリーチを紹介します。

原作の名場面から3つの演出が存在します。

 

松風リーチ

慶次の相棒、名馬「松風」を慶次が乗りこなすことができれば大当たりとなるリーチです。

こちらも漫画「花の慶次」の中、暴れ馬だった松風を慶次が乗りこなす名シーンをモチーフとしており、作中でも非常な重要なシーンである為、それに伴って期待度も高めの設定になっています。

SPリーチの中では最も期待度が低いとは言え、十分大当たりに期待出来るチャンスであるのは間違いないでしょう。

 

おまつリーチ

大当たり濃厚の演出以外では、本機最も熱いSPリーチがこちらの「おまつリーチ」です。

悲しみに暮れるおまつを、慶次が夜桜で元気づけようとする名シーンを切り取った演出となります。

慶次の心意気に対して、おまつが微笑んでくれれば大当たりとなります。

が、結構外れることもあり、おまつを泣かせまくったユーザーも多いハズ。

 

聚楽第リーチ

突入即大当たり濃厚の全回転リーチです。

秀吉の前で慶次が傾き通す名シーンからの抜粋となりますが、実機で見れた事がない方も結構多いと思います。

 

脳汁大量放出確定の戦モード

数々の名演出を経て、見事大当たりとなったあなたを待っているのは、本機の目玉である確変モードである「戦モード」です。

次回大当たりが確約されており、その多くが15R大当り(出玉1500玉以上)で、それが80%で継続する高射幸スペックとなっています。

もし2R通常を引いても、時短100回ついてくるという親切設計なので、連荘と出玉を重ねる事ができます。

慶次が城門を突破すれば大当たり、あるいは本陣強襲というピンチに援軍が駆けつけてくれても大当たり濃厚など、戦モード時、独自の演出の数々から目を離すことはできません。

そして、戦場を駆ける慶次と共に、名曲「よっしゃあ漢唄」が盛り上げてくれるのですが、映像と演出と音楽のバランスが極めて絶妙で、これが脳内麻薬を分泌させ、花の慶次ファンを量産しました。

 

まとめ

まとめ

大人気漫画「花の慶次」の世界観を見事に演出した初代慶次こと「CR花の慶次 雲の彼方に」は、パチンコ史に刻まれるヒットを記録し、後継機にその演出が継承されています。

一時期は「花の慶次シリーズはもう終わった」と言われるほど、低迷をしていた頃もありましたが、その後は、初代に勝るとも劣らない素晴らしい機種も登場し、花の慶次シリーズの人気は現在まで続いています。

今後も花の慶次シリーズはパチンコシーンには欠かせないビッグコンテンツとして名を馳せていく事でしょう。

 

 

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