P-style

パチンコに興味がある初心者は勿論、
玄人さんにも役立つ極上な情報をお届け!!

【往年の】過去に人気を博した機種「CR牙狼XX」【名機】

  • 機種紹介

今は超有名なメーカーとなったサンセイグループの出世作とも言える超人気機種「CR牙狼XX」について久しぶりに懐かしんでみたいと思います。
恐らくパチンコ史上最大の射幸性といっても過言ではないスペックに、当時は多くのパチンコユーザーの脳が焼かれていました。

ご存じの方が多いかと思いますが、一応基本スペックについて解説します。

基本スペック

大当り確率: 1/397.2
連チャン突入率: 50%
連チャン継続率 :82%
時短システム:初当り時50%、連チャン時82%で100回(魔戒チャンス)
平均連チャン数:3.8回
賞球数 3&10&14
大当り出玉: 約1560個

本機最大の魅力は爆速で約1500玉が連荘する爆発力ですが、日本で確認されている最高出玉は61連荘、125,000玉という驚異的な記録も樹立されるなど、恐るべきスペックを誇ります。

ただ、連荘突入率が50%と非常に低く、折角1/397.2を引き当てても、15R通常を引き当ててしまう事はザラで、一旦通常を引く周期がやってくると、当てれども当てれども15R通常しか当てることができず、収支が一気にマイナスになってしまう魔界に突入してしまう台でもありました。

そのかわり本機最大の目玉である「魔戒チャンス」は、継続さえすれば、数秒で15R大当たりを引けてしまうという出玉力で、一度この味を味わってしまうと、他の機種での大当たりが霞んで見えてしまう程でした。

魔戒チャンスの突入方法

魔戒チャンスの突入方法
ここからは、「魔戒チャンス」に突入するまでの、基本的なフローについても紹介します。
魔戒チャンスには、1/397.2での大当たりを引いて、ゴールド図柄である3・7揃いを引くか、偶数図柄で当選させて、キババトルで勝利することが必要です。

このキババトルですが、本当に突破が難しい。
2回に1回は勝てるハズなのに、負けるかもしれない…という悪い予感通りになってしまうという負のスパイラルを体験された方は、少なくないのではないでしょうか。
ただ突破すれば、そこには天国が待っています。

まずは大当たりを引くところから始まる

さて、初代牙狼は2024年現在では存在しない、約1/400である当時のマックス機となります。
現在は1/319クラスの台がマックス機と呼ばれているので、初当たりを引くのがいかに大変だったのか、ある程度お分かりいただけるかと思います。
1000ゲーム以上のハマりなんてザラで、折角当ててもキババトル15R通常だった時の絶望感たるや、これは忘れられません。

さて、ここまでキババトルの事しか言っていませんが、実はそこにたどり着くのが本当に難しい。
まず大当たりの期待度が高い演出が出てこないと話にならない訳で、これが1/397.2だと滅多に熱い演出はきません。
ここからは、大当たりに繋がる様な熱い演出について、懐かしみながら解説していきたいと思います。

主な熱い演出

さて、初代牙狼は基本的に疑似連3回いかないと、勝負にならない事が殆どでした。
弱リーチ経由での大当たりなど、ほとんど稀ですので、疑似3いって、発展先はどこか?という所が、最初のスタートラインみたいなものです。
疑似3から発展し、大当たりに繋がる演出で良くあるパターンという視点で紹介します。

麒麟リーチ

疑似3から良く発展するのがこの麒麟リーチ。
「レギュレイスを撃破せよ」の文言はとても懐かしいですね。
ですが、タイトル出現時の背景の稲妻の色が青だと、大分厳しいのが現実で「レギュレイスかよ~、しかも青かよ~」となって、案の定敗北という形が良くある敗北パターンでした。
ちなみに期待度は下記の通りです。

青タイトル:9.4%
緑タイトル:21.5%
赤タイトル:31.6%
虹タイトル:大当たり濃厚

となっています。
ですから、基本的に青だと普通に話にならない事が多い訳です。
赤背景のタイトルでも、期待度が半分もないので、過度な期待は禁物でした。
SPリーチ発展先としては最も多いリーチであり、最も多くの牙狼ユーザーを屠ってきたリーチであったと思います。

魔戒樹リーチ

吾らの黄金騎士が大剣に乗って魔戒樹に突っ込むSPリーチです。
麒麟リーチよりはやや熱いけれど、過度な期待はできません。
レギュレイスと共に多くの牙狼ユーザーを撃沈させたリーチと言えます。
期待度は以下の通り。

青タイトル:10.9%
緑タイトル:24.8%
赤タイトル:35.0%
虹タイトル:大当たり濃厚

となっており、麒麟リーチに毛が生えた程度の期待度しかありません。
ですが、当時の牙狼ユーザーは、ほんのか細い希望かも知れませんが、こういうSPリーチに全身全霊をかけていたのです

そんな厳しい演出を潜り抜け「牙狼~」という音楽が流れた瞬間、脳汁が溢れ出たユーザーは数知れず。

千体撃破リーチ

ここからは最初の2つのSPリーチと比較して、やや熱めのリーチとなります。
ガロとゼロが連携してホラー千体倒す圧巻のグラフィックで構成される演出ですが、このリーチであれば青タイトルでも勝利する場合が結構あります。
期待度は以下の通り。

青タイトル:15.6%
緑タイトル:32.3%
赤タイトル:43.4%
虹タイトル:大当たり濃厚

となっており、赤タイトルであれば4割以上の場合に勝利という、かなり期待度が見込めます。
疑似3から千体撃破リーチに突入すれば、身体中の細胞に緊張と期待に満たされる、そんなリーチでした。

魔界竜リーチ

魔界竜リーチ
全回転リーチを除けば、初代牙狼において最も熱いSPリーチとしてこの魔界竜リーチが挙げられます。
青タイトルでも撃破率が30%を超えており、フェイスオブガロのギミックが作動し、魔界竜リーチに突入すれば大当たりがかなり現実的になってきます。
期待度は下記の通りです。

青タイトル:30.3%
緑タイトル:49.2%
赤タイトル:60.3%
虹タイトル:大当たり濃厚

魔界竜リーチで赤タイトルであれば、大当たりはすぐそこまで来ていると言っても過言ではありません。
しかし、油断は禁物。
ほぼ全ての牙狼ユーザーは魔界竜リーチに焼き尽くされた経験を持っています。
「牙狼~」と流れるまでは、緊張の糸を解いてはいけません。

次回予告

牙狼打っていて突如出現するのがこの「次回予告」演出です。
次回○○という感じで、○○に入る文言により熱さが変わり、発展先が異なります。

以下に、タイトル別の期待度と主な発展先について紹介いたします。

期待度

麒麟:22.7%
樹縛:24.3%
撃破:32.7%
獄竜:51.1%
幸福:100%
心滅:100%

発展先

麒麟:麒麟リーチ
樹縛:魔戒樹リーチ
撃破:千体撃破リーチ
獄竜:魔界竜リーチ
幸福:牙狼SP
心滅:心滅全回転

発展先がこの法則通りにならない場合は、法則崩れということになり、大当たり濃厚となります。

VFX予告

変動図柄が突如真っ黒になり、突入する熱い演出です。
ボタンを連打して、発展先のリーチをランクアップさせる演出で、麒麟リーチから始まり、魔戒樹リーチ、千体撃破リーチ、魔界竜リーチという感じで、画面が進めば進むほどチャンスとなります。
基本的に銀枠ですが、金枠であればかなり熱い演出と言えるでしょう。

まとめ

他にも演出は沢山ありますが、大体SPリーチ経由での大当たりになります。
しかしながら、これだけ苦労してやっと大当たりを引いても、キバを倒せずに通常へ戻ってしまう事が往々にしてありました。

その代わり、一度「魔戒チャンス」の出玉感を味わってしまうと、その困難な道のりでも耐えられる様な気になってしまいます。
とは言え、ちょっとスペック的にやり過ぎた感はありますよね。
現行機では、初代GAROを超える出玉力のある機種を作るのは無理ですから、どうしても昔を懐かしんでしまう今日この頃でした。

<< 戻る

オンラインカジノTips