麻雀散歩

一昔前迄と異なり昨今は広く市民権を得た麻雀
そんな麻雀の知識・小ネタ・アラカルトをご紹介

近年注目されている健康麻雀の実態!具体的な内容や目的まとめ

  • 麻雀ゲーム

健康麻雀は近年注目されるキーワードとなっており、日本健康麻将協会という一般社団法人が存在するほどの存在になっています。
これは麻雀が知的遊戯であり、オンライン麻雀などでなければコミュニケーション能力なども求められることが理由です。

麻雀が認知症の予防や趣味を持って人生の質を向上させることに役立ち、健康増進に良いと考えるようになったのです。
具体的な取り入れ方は人や団体などによって異なるものの、健全に麻雀を遊ぶ手法として注目されています。

賭け麻雀などのネガティブな印象を払拭する健康麻雀

ネガティブな印象を払拭する健康麻雀
麻雀は賭けの対象などとして使われ、しばしば問題視されることがあります。
2024年初旬にオンライン賭け麻雀を運営していた運営者が逮捕されるなど、実際に犯罪とみなされた事例もあります。
また、麻雀を遊べる雀荘は喫煙者が多く集まるというイメージを持つ人もいて、健康に悪い、社会的に問題がある遊びと偏見を抱く人もいるのです。

実際の麻雀は賭けなど関係なく遊ぶことが可能で、無料で遊べる麻雀アプリやオンライン麻雀、タバコが苦手な人も入りやすい禁煙の雀荘も存在するなど純粋にゲームとして楽しめるようになりつつあります。
さらにネガティブなイメージを払拭し、麻雀人口を増やすことに寄与しているのが健康麻雀になります。

麻雀は最初はルールが複雑に見えるものの、簡単な役の作り方などを覚えるだけでも遊ぶことが出来るのが特徴です。
やりこもうとすれば運やほかのプレイヤーとの駆け引きなど頭を使う要素が多く、知的な遊びとしても通用します。
麻雀が廃れないのは、その奥深さ故でもあるのです。
頭を使い、他のプレイヤーとのコミュニケーションをとれば、脳が活性化されるため痴ほう症の防止などに役立つのもポイントです。

日本は超高齢化社会になっており、知的なゲームでボケ防止をはかることや、趣味を持つことで生きがいを持ち、健康寿命を延ばすことは重要になっています。
世の中に普及し、一度は触れた人も多いからこそ、麻雀が健康増進の手段として注目されるようになったのです。

賭けない・飲まない・吸わないが日本健康麻将協会のキャッチフレーズ

健康麻雀と一言で言っても、取り入れ方は人それぞれです。
老人ホームなどでレクリエーション的にとり入れられることもあれば、健康麻雀を楽しむことを目的としたさまざまなイベント、麻雀店に参加して楽しむことも出来ます。
その中で特に有名なのが、日本健康麻将協会です。
一般的な麻雀と漢字が異なるのは、従来の麻雀のイメージを変えるためでもあります。

麻雀で賭け事をしない、お酒を飲まない、タバコを吸わないといった、健康寿命を延ばすための麻雀を基本理念に掲げ、自治体や公益的団体、企業などと協力して健康麻雀を広めています。
実際にお酒を飲まない人、タバコを吸わない人は珍しくなくなりつつあり、健康に対するデメリットも見直されているのが現代社会です。

また、お金を賭ける麻雀は当然違法になるため、健全で明るい麻雀のイメージを広げるという意味でも一役買っています。
日本は賭博に関する法律が厳しいため、負けた人が飲み代を支払うなどちょっとした個人的な賭け事は黙認される場合があっても、お金の授受が発生してしまうと途端に厳しく対応されます。
これは反社会組織のマネーロンダリングや、脱税など、見えないお金の流れに繋がりやすく、国としても取り締まらなければならないためです。

健康麻将協会主催の場であれば賭けない・飲まない・吸わないが当たり前になり、多くの類似団体がその方針を受け入れています。
まだ健康麻雀という言葉や文化が普及の過程にあるものの、健康に良いものを取り入れたいという人は積極的に取り入れるようになっているのです。

健康麻雀はどこでどうやって遊べるのか?

健康麻雀はどこでどうやって遊べるのか?
健康麻雀に関わる団体は複数存在し、健康麻雀サロンなど遊べる場所も日本各地に存在します。
認知症予防に特化した健康麻雀協会なども存在し、認知症防止や新たな趣味づくり、友人作りに活用している人も存在する状態です。
麻雀初心者やルールが良く分からない人に向けた入門講座なども開かれていて、麻雀人口が増える要因にもなっています。
オンライン麻雀や麻雀アプリが普及しても、一緒に麻雀を遊べる人がいないのが寂しいと感じる人もいます。

また、共通の趣味を持った人と知り合い、交流を重ねられるのも魅力です。
健康麻雀という共通点を通して友人が増えたり、一緒に旅行に行くなど仲間が出来る可能性もあるのです。
認知症予防の健康麻雀団体のイベントであれば、ある程度年齢が高い人が集まり、若い人の会話についていけないという心配が減るのもポイントになります。
デジタル機器に慣れていない人もいるからこそ、アナログで麻雀を遊べる場や、人との交流の選択肢が増えるのは大きなメリットとなっています。

人間関係が固定されがちな生活を送っている場合、育った文化や価値観が違う人と交流できる可能性があるというのも見逃せない点です。
仕事などに追われた人生で、趣味などを持てずに苦しむ人もいるからこそ、健康麻雀を遊べる場が様々な人の受け皿として機能しているのです。

健康麻雀は新たな文化として根付きつつある

日本の高齢化が進むほど、健康寿命を延ばすための様々な取り組みにも力が入れられることになります。

健康麻雀は認知症防止や、友人作りなどに使いやすく、お酒やタバコなど健康に害があるとされるものからも距離を置くことが出来ます。
お酒は量の問題と考える人もいますが、アルコールを飲めない人も存在し、皆が飲むという状況であれば疎外感を感じやすいのも事実です。
ポジティブなイメージがあるだけでなく、社会的にもプラスになりえるからこそ、健康麻雀は注目され、新たな文化として根付きつつあるのです。

今後は公益目的として、健康麻雀をイベントや催しとして取り入れる自治体、公益団体などが増える可能性もあります。

<< 戻る

オンラインカジノTips