明けましておめでとうございます。本年も変わらぬご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。
改めて。どうも、一色だ。
新年も変わらず、月の前半に攻略法検証、そして後半にプレイ記事という形を取ろうと思っている。
新年一発目の記事は、「新攻略法」を扱う。まぁ、これは俺の造語だが…
今まで「マーチンゲール」「パーレー」「モンテカルロ」など、有名な攻略法を取り扱ってきた。そのため今回は、そう言った攻略法を組み合わせ、新しい攻略法を考えてみよう。
今回は、「マーチンゲール」「パーレー」の合わせ技について検証する。実践カジノはラッキーニッキーだ。
結構新しい攻略法の中では有名で、Tipsでも攻略法の解説ページでも触れているが、実際考えたことのあるプレイヤーも多いのではないだろうか?
ルールは単純、
「連勝が続く間はパーレー法を行う」
「連敗が続く間はマーチンゲール法を行う」
これだけだ。
勝ちが連続すると大勝利のチャンス、負けが重なると大損のピンチというわけだな。
ということで、検証開始!
【検証方法】
・スタート金額は$255、$1からスタート
・連勝か連敗が続くたびに$2,$4,$8と倍倍にベット額が増える
・パーレーで$128のベットを勝てば検証成功、マーチンゲールで$128のベットを負ければ検証失敗となる
検証方法であんまりピンと来ない方もいると思うので、詳しい説明をしていこう。
実践機種はOneTouch社のバカラだ。スクイーズも出来る優れものだが、今回はカット。
まず、プレイヤーに1ドルベットする。
負けてしまったので、次はプレイヤーに2ドルをベット。ここまでは普通のマーチンゲールと同じだ。
次のゲームは勝利。
この時、マーチンゲールが成功しているので「1ドルの利益が出ている」、つまり、ここでパーレーにバトンタッチするわけだが、1回目のベット($1)は成功している、と考える。
そのため、次にベットするのは$2となる。ここまでOK?
パーレーで負けた時も同様だ。
パーレーで負けると必ず「1ドルの損失が出ている」、つまり1回目のベットは失敗しているので、マーチンゲールに移行する際も最初は「2ドル」をベットする必要がある。
なので、常に最初のベットの2倍以上は賭ける必要があることに留意しなければならない。
要するに、この方法を使っている限り、ベット額が1ドルに戻ることはない。
しばらくは多くとも3連勝・3連敗くらいで、高いベットは無し。平和な動きをしていたが…
いつ牙を剥くのか分からないのがテーブルゲーム。そしてバカラだ。
2,4,8,16ドル…とサクッと4連敗を喫してしまう。ここから…
32ドルベットで負け、
64ドルベットで負け、とあっという間に土俵際に追いやられた。
ここを負ければあっけなく検証終了、128ドルベットは果たして…
2枚目までで0vs7、これは万事休すか…
「お前の敗因、それは俺に3枚目を引かせたことだ!」
と言わんばかりの9。なんとか首の皮1枚で勝ちをもぎ取った。
さて、実戦場所を変えて、Evolution社のスピードバカラへ。実際、”ライブバカラで実践してこそ攻略法!”という気もする。
ただし、プレイヤーにしかベットできないので、罫線を駆使して実践する方は難しいかもしれない。バンカーにもベットをしたい場合はノーコミッションなどを駆使してほしい。
1ドルでの勝負は確かに防御力も高いけど、8連勝してやっと検証成功なので難易度が高い。ということで、ベースのベット額を「16ドル」に引き上げている。
4連勝で成功、4連敗で失敗、のスピード勝負だ。
やはりベット額が高いと最初からクライマックスという感じがする。16ドルベットで勝利…
そして32ドルでも勝利。ナチュラル6からバンカーの猛攻を受け止める、俺がバカラで一番好きな勝ち方だ。
そして勝てば王手がかかる64ドルベット、1枚目はかなり有利だが…?
相手にナチュラル9を決められ失敗。そこまで上手くは行かないな。
しばらくはテレコが続き休戦状態。ちなみに相撲では白星と黒星が交互になることを「ヌケヌケ」と言う。
10・J・Qのストレートフラッシュを出すも数字としては0なので負け。
たま〜にサイドベットで特定の図柄を出すと配当、なんてあるけど、基本的にサイドベットは本線よりかなり還元率が悪い。変わったベットがしたければルーレット一択と言えよう。
プレイヤーが3連敗と調子が悪いので、ベットせずに様子を見守る…
と途端に勝ってしまう。こういう流れの時、なかなか勝てない気がする。気のせいだろうか?
続いての32ドルベットは最後にバンカーが8を出して負け。
次の64ドルベットも最後に差されて負け。チャンスが早ければピンチも近いのがこの検証の肝だ。
さあ、128ドルベット。負ければ検証失敗だ。頼むぞ!
2枚目までで0vs0の鍔迫り合い! 3枚目の数字が大きい方が勝ちだ!! 行け!!
6vs7…
ついに、検証シリーズ初の敗北を喫してしまった…
【総評】
今までの検証シリーズは勝率を7割前後になるように設定していたが、今回はかなり低い勝率で勝負せざるを得なかった。
参考に、タイを考えない場合のプレイヤー・バンカーの連勝確率について表にしたものがこちらだ。
連勝数 | プレイヤー | バンカー |
---|---|---|
1連勝 | 49.32% | 50.68% |
2連勝 | 24.32% | 25.68% |
3連勝 | 12.00% | 13.02% |
4連勝 | 5.92% | 6.60% |
5連勝 | 2.92% | 3.34% |
6連勝 | 1.44% | 1.69% |
7連勝 | 0.71% | 0.86% |
つまり、およそ“141回に1回の割合でプレイヤーは7連勝する”が、“バンカーは116回に1回の割合で7連勝する”ということだ。そのためこの検証の勝率はおおよそ45%程度まで下がる。
とはいえ、
・パーレー法のやめどきを決めやすい
・引き分けになる確率が高く、多くの状況でベット額が上がるので、リベートボーナスを獲得しやすい
・パーレー法のメリットを享受しながら、マーチンゲールのデメリット(獲得金額が少ない)を減らしている
といった多くのメリットも発見できた。
というわけで、手っ取り早い勝負を行いたい方はおそらく255ドルを一発プレイヤーやバンカーにベットする方が良いだろう。じっくり腰を据えて戦いたい方におすすめの方法と言える。
新・検証法シリーズはこれからも行っていく予定なので、「このシステムベットの組み合わせが見たい!」などあれば、是非コメント欄でお聞かせください。
それでは。
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