どうも、一色だ。
最近はスポーツベットにハマっている。
W杯の日本の快進撃もあったことだし、やはり試合結果を予想していると応援に熱も入ると言うものだ。推しのチームの勝利を信じてベットするのが一番だと思う。
しかし…例えば「2対1で日本の勝ち」とかを予想していると、いざ日本が2点入れた時に「もう入れなくていいぞ」と思ってしまうし、相手にも1点取ってもらわないと…とか考えて応援の声が小さくなってしまう。
そういう意味では全く関係ないチームの対戦の方がシビアに配当を狙えるかもしれない。
もしくはシンプルに日本の勝ちにするとか、2点差以上付けて日本が勝つ! とか、ずっと応援できるベットにした方がいいだろう。
、、、っとスポーツベットの話をしてしまったが、今月も「攻略法ラボ」のお時間だ。
かなり回数を重ねている攻略法検証シリーズだが、今回は「10%法」について実証を行っていこうと思う。
これも当サイトが紹介しているシステムベットではないので、軽く説明しておこう。

10%法とは、バカラやルーレットなど、おおよそ1/2の確率であたり、当たったら二倍の配当を受け取れるゲームで利用できる攻略法だ。
攻略法はシンプルで、「現在の資金の10%をベットする」だけ。
これで説明は以上だ。
「そ、それだけ?」と思った方も多いだろうから、具体例で考えてみよう。
軍資金を100ドルとして、バカラのプレイヤーにベットする。
この時、100ドルの10%は「10ドル」なので、10ドルをベットすることになる。
勝利したら手持ちは「110ドル」。次のベットは110ドルの10%、11ドルだ。
次も勝利した場合、手持ちは「121ドル」。121ドルの10%は12.1ドルだが、基本的に小数点以下は切り上げるので「13ドル」になる。
これを繰り返して、最終的に利益を獲得できれば成功となる。
ちなみに「どれだけ勝てば成功・負ければ失敗」になるか、についてはプレイヤーが自由に決めて良い。非常に自由度の高いルールだ。
シンプルが故に、「何がメリットで何がデメリットなのか」が説明を聞いただけでは分かりにくいと思う。
そこで今回は実際に10%法をプレイして、プレイヤーにとって何が嬉しい点で何が問題点なのかを考えてみよう。
本日実践するカジノはベラジョンカジノ、スタート金額は€200とする。
【検証開始】

今回はベラジョンにあるリラックスゲーミングの「ルーレット・ネオ」を使って検証することにしよう。
このゲームは赤黒にベットする場合、0.1ドルから5,000ドルまでベットが可能だ。マーチンゲールなら15連敗までは耐えられる。
1セット目については、「プラス€100を達成したら利確、マイナス€100となったら損切り」とする。
早速「黒」に€20をベット。

幸先よく黒に入り€40を獲得。これで残高は€220になった。

残高は€220なので、次にベットするのは€22となる。
今回は「赤」だ。今後、全て赤にベットしていく。
こちらも勝利して、€22をゲット!
残高は€242に。

ここから一転3連敗を喫してしまい、残高はマイナスに。
10%ではあるもののベット額が徐々に減るので、連敗した時にダメージが軽減されるのはメリットと言えるだろう。

しかし、ここから怒涛の連勝を見せる。軽く赤の「14」に入り1勝 …

続いての€20ベットでは赤の「16」に入り2連勝。
ここから3,4連勝と決め…

5連勝のかかる€26ベットでは赤の「9」にイン。次に勝てば€300を突破し利確ライン達成となる。

残高は€286なので€29をベットする。やはり10%とはいえ、ベット額がインフレすると連勝時の利益も上がる。果たして…

無事赤の「12」に入った!
と言うことでプラス€100を達成し、1セット目は利確で終えることができた。
ここで一旦、これまでの勝負結果の表を見てみよう。
回数 | ベット額 | 勝敗 | 単体収支 | 残高 |
---|---|---|---|---|
1 | €20 | 勝 | +€20 | €220 |
2 | €22 | 勝 | +€22 | €242 |
3 | €24 | 負 | -€24 | €218 |
4 | €22 | 負 | -€22 | €196 |
5 | €20 | 負 | -€20 | €176 |
6 | €18 | 勝 | +€18 | €194 |
7 | €20 | 勝 | +€20 | €214 |
8 | €22 | 勝 | +€22 | €236 |
9 | €24 | 勝 | +€24 | €260 |
10 | €26 | 勝 | +€26 | €286 |
11 | €29 | 勝 | +$29 | €315 |
≪結果≫
勝:8 負:3最終収支:+$115
8勝3敗と大きく勝ち越した結果早々に利確ラインを達成したが、やはり勝利するほどに利益が増えていくのは「パーレー法」に似た攻略法と言える。
ただパーレー法がベット額を「200%」にするのに対しこちらは「110%」にしかならないので、非常にローリスクな攻略法とも言える。事実「8勝3敗」を€20のフラットベットで達成すれば「+€100」になるので、+€115という結果はほとんど同じだ。
しかしフラットベットよりは大きなリターンが狙える、とも言えるだろう。
続いては2セット目、同じくルーレットの赤にベットする。
2セット目は「プラス€200を達成したら利確、マイナス€100となったら損切り」とする。

しかし今回は、1勝した後すぐに3連敗を喫した。

その後1勝→3連敗をもう一度喫してしまい、残高は€127まで落ち込む。
ベット額が€13まで下がるので、これ以上連敗しても大きく負ける訳ではない。それはメリットなのだが・・・

ここまでベット額が落ちると、今度は連勝した時の利益も少ないので泥沼になりやすいのが10%法のデメリットと言える。
例えば、3連勝を達成して€193まで残高を戻した場面だが、ここまでで実に27戦かかっている。
ベット額が落ちるとその分の挽回が難しいので、損切りのタイミングはシビアに決めるべきと言えるだろう。

ようやく€200を突破し、プラスになった!
しかし勝敗数は「21勝19敗」である。なぜ2個勝ち越しているのにギリギリプラスなのかを考えてみよう。
勝つとベット額が増えて負けると減るので、「勝ち⇒負け」となった時は「ベット額が増えた分損失が出る」ことになる。
つまり1勝1敗だとマイナスになってしまう。そのため10%法で利益を出すには連勝が必須だ。

プラスになったのも束の間、一気に6連敗を喫してしまい、後1個負けると損切りの角番。
€11ベットの結果は・・・

無情にも黒! 2セット目は損切りとなった。
それでは2セット目の勝負結果の表を見てみよう。
回数 | ベット額 | 勝敗 | 単体収支 | 残高 |
---|---|---|---|---|
1 | €20 | 勝 | +€20 | €220 |
2 | €22 | 負 | -€22 | €198 |
3 | €20 | 負 | -€20 | €178 |
4 | €18 | 負 | -€18 | €160 |
5 | €16 | 勝 | +€16 | €176 |
6 | €18 | 負 | -€18 | €158 |
7 | €16 | 負 | -€16 | €142 |
8 | €15 | 負 | -€15 | €127 |
9 | €13 | 勝 | +€13 | €140 |
10 | €14 | 勝 | +€14 | €154 |
11 | €16 | 勝 | +$16 | €170 |
12 | €17 | 負 | +€17 | €153 |
13 | €16 | 負 | -€16 | €137 |
14 | €14 | 勝 | +€14 | €151 |
15 | €16 | 負 | -€16 | €135 |
16 | €14 | 勝 | +€14 | €149 |
17 | €15 | 負 | -€15 | €134 |
18 | €14 | 勝 | +€14 | €148 |
19 | €15 | 勝 | +€15 | €163 |
20 | €17 | 勝 | +€17 | €180 |
21 | €18 | 負 | -€18 | €162 |
22 | €17 | 負 | -$17 | €145 |
23 | €15 | 勝 | +€15 | €160 |
24 | €16 | 負 | -€16 | €144 |
25 | €15 | 勝 | +€15 | €159 |
26 | €16 | 勝 | +€16 | €175 |
27 | €18 | 勝 | +€18 | €193 |
28 | €20 | 負 | -€20 | €173 |
29 | €18 | 負 | -€18 | €155 |
30 | €16 | 負 | -€16 | €139 |
31 | €14 | 負 | -$14 | €125 |
32 | €13 | 勝 | +€13 | €138 |
33 | €14 | 勝 | +€14 | €152 |
34 | €16 | 勝 | +€16 | €168 |
35 | €17 | 負 | -€17 | €151 |
36 | €16 | 勝 | +€16 | €167 |
37 | €17 | 負 | -€17 | €150 |
38 | €15 | 勝 | +€15 | €165 |
39 | €17 | 勝 | +€17 | €182 |
40 | €19 | 勝 | +€19 | €201 |
41 | €21 | 負 | -€21 | €180 |
42 | €18 | 負 | -$18 | €162 |
43 | €17 | 負 | -€17 | €145 |
44 | €15 | 負 | -€15 | €130 |
45 | €13 | 負 | -€13 | €117 |
46 | €12 | 負 | -€12 | €105 |
47 | €11 | 負 | -€11 | €94 |
≪結果≫
勝:21 負:26最終収支:-$106
なんと47戦!
連勝が続かず、連敗も続かなかった場合、このようにずっと同じ残高をキープし続けるのが10%法の特徴だ。
しかし最後は7連敗となり、そこで力尽きてしまった。
合計の勝敗数も「21勝26敗」と5個の負け越しでの終了となった。
【検証を終えて】
まとめると、10%法は「連勝で多くの利益を上げられ、連敗しても大きく負けにくい」と言うメリットがあるものの、「1勝1敗ではマイナスになる、連敗後に挽回するのが難しい」というデメリットがある、と言う結果になった。
そのため、あらかじめ利確ライン・損切りラインについてはある程度シビアに決めておき、長期戦はあまり行わないようにするのが10%法のコツと言えるだろう。
クリア率を重視したいなら、利確ラインは+20%とかでも良いかもしれない。
もしくは利確ライン+50%/損切りラインを-20%ほどに設定し、利確できた時に大幅に利益を稼げるようにする、というのもおすすめだ。
今後も攻略法検証シリーズは月1回行う予定なので、「この攻略法のおすすめな使い方を検証してほしい」などの要望があればコメント欄でお待ちしています。
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