どうも、一色だ。
激動の2022年、早くも1/3が経過し5月になろうとしている。
時代は移り変わる、それに乗り遅れないためには現代人にとって「時間」というものが一番大事なのかもしれない。
そんなわけで今回は、”時間効率が圧倒的に良い可能性がある”という攻略法を検証してみることにする。
「グランパーレー法」である。
「パーレー法」は、前の攻略法検証シリーズでも解説したように、勝った時にベット額を2倍にしていく方法である。
自分が決めた連勝数に達したら利確を行うため、コツコツと時間をかけて利益を増やしていくマーチンゲール法、ココモ法といった攻略法に比べ、成功時の時間効率が圧倒的に良い、という特徴がある。
それを踏襲する『グランパーレー法』は、なんと「勝利時に前回のベット額の2倍+αを賭ける」という攻略法だ。
パーレーですら超攻撃型のベッティングシステムなのに、それに輪をかけて攻撃力を上げるのは大丈夫なのか…という気もするが、実際に検証してみよう。
検証ルールは以下の通りだ。
・インターカジノのバカラ(ライブゲームではなく、コンピュータバカラ)でグランパーレー法を利用して検証を行う
・最初のベット額は1ドル、勝利するたびに「2倍+1ドル」をベットする。負けた時点で賭け金を1ドルに戻す。引き分けは同額をベット
・6連勝を成功したら利確を行い、検証成功となる
・スタート金額は100ドル。全て使い切った時点で検証失敗となる
それでは検証開始!
バンカーは配当が1.95倍になるため、全てプレイヤーで攻略法を使用する。
ノーコミッションバカラを使えばバンカーでも利用できるが、1.5倍の配当は「引き分け」と同じ扱いになるため注意しよう。
さて、プレイヤーに1ドルをベット。
スッと説明したいんだから最初は勝ってくれ!
気を取り直して、次の勝負ではプレイヤーの勝利。
ちなみにこのOneTouch社のバカラはスクイーズ(絞り)を「全部」「ベットした陣営のカード」「なし」から選択できる。
時間効率を重視するなら「なし」、勝負をじっくり味わいたいならぜひ絞りをして欲しい。
パーレー法では1勝後の次のゲームは2倍のベットになるが、グランパーレーでは「2倍+1ドル」となる。つまり次は3ドルをベットすれば良い。負けたらその時点で1ドルに戻る。
「再ベット×2」に1ドルを足すだけなので、手順としては難しくない。
にしても序盤の勝てないこと勝てないこと…
なんと2連勝もできず、ベット額が3ドルから一向に増えない。ズルズルとマイナスになっていく。
挙げ句の果てに、15戦目に負けてから…
21戦目まで合計7連敗。
6連勝を目指しているのに先に7連敗とは、マーチンやグランマーチンなら速攻負けている。
しかし「パーレーは連敗に強い」! 負けてもずっと1ドルずつしか減っていかないから、リスクは限定的だ。
しかし26戦目、やっとここで3連勝を決める!
ナチュラル9を決め、危なげなく勝利。7ドルで勝利したので、次は「7ドル×2 +1ドル」で15ドルベットだ。
なんとか4連勝を決めて欲しいが…
決められなかった。まあまだ序盤戦、6連勝のチャンスはまだまだある。
ここから少しずつプレイヤーが連勝し始める。6連勝への期待が高まるが…
その前に4連勝が遠い。15ドルベットで必ず負けてしまう。
パーレー法は一回の負けで必ず-1ドル(最初の賭け金)となるが、グランパーレー法は一回の負けで必ず「連勝数と同じ」マイナスを背負ってしまう。例えば…
連勝数 | 1 | 2 | 3 | 4 |
---|---|---|---|---|
賭け金 | $1 | $3 | $7 | $15 |
連勝時の利益 | +$1 | +$4 | +$11 | +$26 |
負けた時の損失 | -$1 | -$2 | -$3 | -$4 |
例えば、4連勝がかかった勝負で負けた場合、($1+$3+$7)-$15 = -$4 の損が出てしまう。簡単に言えば、それまで積み重ねた勝利(◯)が全部敗北(×)に置き換わる、と考えても良い。
そのため、資金が無くなるスピードが早く、なかなか勝てないとすぐに0ドル、となる可能性が高い。
あまりにも4連勝の勝負で負けるので、「ここで勝ったら6連勝まで行くな」と勝手に考えていた。
そして残高も30ドルと後が無くなってきた80戦目から、82戦目までで3連勝。
ここが山場だ、頼むぞ!
7-0で危なげなく勝利! これは勢いで行けるか?
5連勝がかかった勝負では、3枚目で起死回生の「4」がそのまま決勝点になり勝利。
あと一回勝てば検証成功となる。
1ドル⇨3ドル⇨7ドル⇨15ドル⇨31ドルと続いてきたベットであるが、6連勝がかかった勝負では「63ドル」になる。
勝てば126ドルを獲得だ。頼んだぜ!
3枚目を残して0-4と危機的な状況、3枚目に全てがかかっている…
3枚目は「5」!
バンカーの3枚目もなんとか躱し、6連勝達成! $148を持って検証終了となった。
検証が完了したところで、85戦のデータを表で見てもらおうと思う。
回数 | ベット額 | 勝敗 | 残高 | 回数 | ベット額 | 勝敗 | 残高 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | $1 | 負 | $99 | 44 | $15 | 負 | $60 |
2 | $1 | 勝 | $100 | 45 | $1 | 勝 | $61 |
3 | $3 | 負 | $97 | 46 | $3 | 負 | $58 |
4 | $1 | 負 | $96 | 47 | $1 | 勝 | $59 |
5 | $1 | 勝 | $97 | 48 | $3 | 負 | $56 |
6 | $3 | 負 | $94 | 49 | $1 | 勝 | $57 |
7 | $1 | 勝 | $95 | 50 | $3 | 負 | $54 |
8 | $3 | 負 | $92 | 51 | $1 | 勝 | $55 |
9 | $1 | 負 | $91 | 52 | $3 | 勝 | $58 |
10 | $1 | 勝 | $92 | 53 | $7 | 負 | $51 |
11 | $3 | タイ | $92 | 54 | $1 | タイ | $51 |
12 | $3 | 負 | $89 | 55 | $1 | 勝 | $52 |
13 | $1 | 負 | $88 | 56 | $3 | 勝 | $55 |
14 | $1 | 勝 | $89 | 57 | $7 | 負 | $48 |
15 | $3 | 負 | $86 | 58 | $1 | 勝 | $49 |
16 | $1 | 負 | $85 | 59 | $3 | 負 | $46 |
17 | $1 | 負 | $84 | 60 | $1 | 負 | $45 |
18 | $1 | 負 | $83 | 61 | $1 | 勝 | $46 |
19 | $1 | 負 | $82 | 62 | $3 | タイ | $46 |
20 | $1 | 負 | $81 | 63 | $3 | 勝 | $49 |
21 | $1 | 負 | $80 | 64 | $7 | 勝 | $56 |
22 | $1 | 勝 | $81 | 65 | $15 | 負 | $41 |
23 | $3 | 負 | $78 | 66 | $1 | 負 | $40 |
24 | $1 | 勝 | $79 | 67 | $1 | 負 | $39 |
25 | $3 | 勝 | $82 | 68 | $1 | 負 | $38 |
26 | $7 | 勝 | $89 | 69 | $1 | 負 | $37 |
27 | $15 | 負 | $74 | 70 | $1 | 負 | $36 |
28 | $1 | 負 | $73 | 71 | $1 | 勝 | $37 |
29 | $1 | 負 | $72 | 72 | $3 | 勝 | $40 |
30 | $1 | 負 | $71 | 73 | $7 | タイ | $40 |
31 | $1 | 勝 | $72 | 74 | $7 | 勝 | $47 |
32 | $3 | 負 | $69 | 75 | $15 | 負 | $32 |
33 | $1 | 勝 | $70 | 76 | $1 | 勝 | $33 |
34 | $3 | 負 | $67 | 77 | $3 | 勝 | $36 |
35 | $1 | 勝 | $68 | 78 | $7 | 負 | $29 |
36 | $3 | タイ | $68 | 79 | $1 | 負 | $28 |
37 | $3 | 勝 | $71 | 80 | $1 | 勝 | $29 |
38 | $7 | タイ | $71 | 81 | $3 | 勝 | $32 |
39 | $7 | 負 | $64 | 82 | $7 | 勝 | $39 |
40 | $1 | 勝 | $65 | 83 | $15 | 勝 | $54 |
41 | $3 | タイ | $65 | 84 | $31 | 勝 | $85 |
42 | $3 | 勝 | $68 | 85 | $63 | 勝 | $148 |
43 | $7 | 勝 | $75 |
それでは、グランパーレー法を実践してみた感想について深掘りしてみる。
・6連勝で+120ドルというスピードの速さ
パーレー法は6連勝で+63ドルなので、攻撃力に特化したパーレー法よりも早いスピードで利益が出たのはメリットと言える。
・リスクはパーレーとあまり変わらない
連勝後に負けた時に少々マイナスが大きくなるだけなので、連敗時のリスクなどはあまり変わらない印象がある。
・手順が難しくない
勝った時に「2倍」ボタンと1ドルを押すだけなので、パーレー・マーチンと同じような手順でベット額の上下が可能だ。
・とはいえ残高が減るスピードが早い
パーレー法は「負け=-1ドル」だったところ、グランパーレー法は「利確前の勝ち・負け全て=-1ドル」となる。勝ちたければさっさと利確をする必要がある
この記事ではグランパーレーを実践してみた。
実際、パーレーを使うプレイヤーは「手っ取り早く勝ちたい」「大幅に利益を稼ぎたい」という方が多いと思うので、そういったプレイヤーには非常におすすめの攻略法と言える。
これからも様々な攻略法を検証していくので、リクエスト等ございましたら是非コメント欄でよろしくお願い申し上げます。
お気軽にコメントお寄せください