![](https://onlinecasino-tips.com/wp-content/uploads/2024/03/matthew-moloney-onKiK7XM360-unsplash.jpg)
ブックメーカーと公営ギャンブルの違い
- ブックメーカーTips
日本においては競馬、競艇、競輪、オートレース、あるいは宝くじ等の公営ギャンブルが存在していますが、現在はブックメーカーを介しても、それらのスポーツに賭ける事が可能です。
どちらも似たようなコンテンツであり、いずれもギャンブルという大きな括りに属していますが、全く異なる存在としても知られています。
ここではブックメーカーと公営ギャンブルの違いについて解説していきたいと思います。
そもそも公営ギャンブルとは
日本における公営ギャンブルとは、国に正式に認可されたギャンブルの事を指します。
競馬、競艇、競輪、オートレース、宝くじ、またはtotoなどのスポーツくじ等が該当しますが、これ以外のギャンブルは賭博法に抵触して、摘発、逮捕の対象となります。
パチンコは三店方式というグレーなシステムを使用して、あくまでアミューズメントの一環としての存在という建前ではありますが、実質的に日本で合法的なギャンブルとして知られています。
ブックメーカーについて
ネット環境の普及により拡大しているのがブックメーカーです。
世界中のスポーツを賭けの対象にしており、24時間リアルタイムで試合を視聴しながら、その試合に賭ける事ができるサービスの事を指します。
ブックメーカーによっては、日本の競馬などの公営ギャンブルにも賭けることができますが、オッズをはじめ、様々な点において違いがあります。
具体的な違いについて
ここでは公営ギャンブルとブックメーカーの違いについて具体的に解説していきたいと思います。
1.還元率が違う
最も大きな違いとして挙げられるのが「還元率」です。
日本における公営ギャンブルの多くは、還元率が75%に設定されており、残りの25%は胴元に入る仕組みで、その収益により業界を維持運営しています。
宝くじやtotoなどのサッカーくじは還元率50%以下という有様で、基本的に賭けた側が負ける可能性が高い仕組みとなっています。
しかし、ブックメーカーでは基本的に還元率が90%以上に設定されていたり、試合によっては実際の勝率と比較して高いオッズ設定になっていたりするので、賭ける側としては得な場合が多いのです。
2.対象となるスポーツの数が違う
公営ギャンブルは前述のとおり、競馬、競艇、競輪、オートレースと対象となるスポーツは限られています。
しかし、ブックメーカーでは世界中のあらゆるスポーツを賭けの対象にしており、時には選挙の結果までも賭けの対象としている場合がありますので、その幅の広さは比較になりません。
私たちが普段触れることがないスポーツも、ライブストリーミング機能が搭載されたブックメーカーであればリアルタイムで視聴することができますので、賭けを楽しむと共に、異文化に触れることができます。
3.賭け方の幅が違う
公営ギャンブルでは近年賭け方の幅が広がっています。
例えば競馬を例に挙げると、ひと昔前であれば単勝、複勝、馬単、馬連、枠単、枠連、くらいしか賭け方がありませんでしたが、現在は3連単、3連複、ワイド、あるいはWIN5などの高額配当が狙えるというものまで出現しており、その魅力は年々高まっていると言えます。
しかし、ブックメーカーでは賭け方の幅が異なります。
あるブックメーカーにおける日本の競馬を対象にした賭けの種類は以下の通りとなっています。
単勝、複勝、2連複、2連単、3連単、4連単、2連複(固定オッズ)、2連単(固定オッズ)という具合になっており、日本では存在しない4連単という賭け式まで存在します。
またスポーツの面で言いますと、例えばサッカーを例に挙げると、試合の結果のみならず、得点者、枠内シュート数、コーナーキック数、総得点数などを独自で組み合わせ、オリジナルの賭け式を作ることができるオッズビルダー機能が搭載されていたりと、賭け方の幅が全く異なるのです。
4.ボーナスの違い
公営ギャンブルにおいても、例えば競輪であれば投票サイトへの登録時に取得できる投票ポイントを獲得できるチャンスがあったり、賭け金によっては投票金額の一部が還元されたりしますし、競馬、競艇でもキャンペーンによる還元という、一種のボーナス的なものは存在します。
しかし、ブックメーカーでは初回入金時に獲得できるボーナスベットが10000円(賭け条件なし)のものがあったりと、公営ギャンブルよりも金額が高い場合が多いです。
サービスによって金額が異なるので、一概には言えませんが、総合的にはボーナス面においてはブックメーカーに軍配が上がる場合が多いでしょう。
5.賭けが行える時間帯の違い
公営ギャンブルで最も賭けが行える時間が長いのが競輪です。
最も幅が広い日では、早朝8時台から、夜中23時30分まで試合が行われており、かなり長い時間において賭けを楽しむことができます。
しかし、ブックメーカーでは世界中のスポーツを対象としている為、基本的に365日24時間賭けを行うことができる点は大きな違いと言えます。
6.入出金手段の違い
公営ギャンブルでは入金手段として銀行送金、クレジットカードでの入金、ペイペイなどの電子決済サービスが使用でき、出金手段は基本的に銀行送金のみとなります。
ブックメーカーにおいては入金手段としては銀行送金、クレジットカードに加えてペイズ(旧エコペイズ)などの電子決済サービスが使用できたり、ペイ・セーフ・カードなどの特殊な入金方法が使用でき、出金方法としても銀行送金以外に電子決済サービスへの出金も行うことができる点が違うと言えます。
まとめ
今回挙げた違いについては一例で、まだ他にも様々な面で違いが存在すると思います。
しかし、賭けを行う者からすると、還元率の違いが最も大きな要素でありますので、その点から考えるとブックメーカーの方がよりお得なギャンブルとして挙げることができるでしょう。
ボーナス面でもブックメーカーに軍配が上がる場合が多いので、2024年現在においては公営ギャンブルよりもブックメーカーを利用した賭けを行う方が、より収益を上げることができる可能性が高いと言えるでしょう。