クレジットライン(Credit line)
カジノに限らず銀行など幅広く使われている言葉で、個々人に対する与信枠の事を指す。カジノに関して言えばカジノの運営側がプレイヤーに資金(チップ)を貸出しすることが出来る上限値のことを言う。
特にアメリカに於いては昔から大金を持ち歩くという習慣があまりない為、カジノをプレイする場合も当然のように十分な資金を持参していないことが多い。その場合カジノ側は個々のプレイヤーの職業や収入、現在の経済状況などを慎重に調べ、経済的に信用できると判断された場合のみクレジットラインが適用され、プレイヤー毎にその信用度合いに応じた金額が設定される。
この場合、プレイヤーは設定された金額内であればバカラやルーレットなどのゲームでもサイン一つでチップを受け取る事が出来る。逆に言えばプレイヤーは手持ちのチップはなく且つサインを受領してくれる相手なしではプレイできないので、ビデオスロットなどのゲームはすぐにはプレイすることができない。
(「どこかのテーブルに行ってチップを貰う⇒キャッシャーに行って換金」と言う段階を踏めばプレイすることは可能)
仮にカジノで勝利した場合は、勝利金額から借りた金額分を返済しその上で残った分に関しては、通常通り現金化して持ち帰る事が出来る。また、負けたりしてその場で返済できなかった場合は、後日請求書が送られてくるので小切手などで返済を行う。