
どうも、一色だ。
ついこの間新年を迎えたと思っていたら、気付けばもうすぐ師走ときた。
そこで今年を振り返ってみるに、本当に本年はビッグニュースが起きすぎな気がする。
歴史の教科書でしか聞かないような、しかも何十年に一度かのニュースが立て続けに起き、それでも何事も無かったように民草は平穏な日々を暮らすものだ。
っと、悟ったような話をして申し訳ない。今月も攻略法ラボだ。ゴリゴリの財テクの話をしていこう。なにしろ世紀末になるまで金が一番大事だからな。
今回の攻略法は「グッドマン法」だ。
こちらも少しマイナーでウチのサイトには攻略法ページが無いので、簡単に説明することにする。

【グッドマン法の解説】
①2倍配当のゲーム(バカラのプレイヤー、ルーレットの赤/黒、『100 Bit Dice』の配当2倍など)をプレイする。
②最初の賭け金を決め(「ユニット」と呼ぶ。説明では1ユニット=1ドル)、1回目のベットを行う。
③負けたらどのタイミングでも②に戻る。
④1回目で勝利した場合は2ユニット(2ドル)をベット。それも勝利した場合3ユニット(3ドル)を賭け、それも勝てば5ユニット(5ドル)をベットする。つまり「1⇨2⇨3⇨5」の順に賭ける。
⑤4連勝後は賭け金をリセットするのが一般的だが、「5」を連続でベットしても良い。
そのためグッドマン法は1235法とも呼ばれている。 …ん?
「これ、バーネット法とほぼ同じ説明なのでは?」
と思った方、正解だ。
グッドマン法が連勝するたびにベット額を「1,2,3,5」と変化するのに対し、バーネット法は「1,3,2,6」と変化する。
そこで今回は、グッドマン法を実際にプレイしてみて、使用感、メリット・デメリット、バーネット法との違いなどについて詳しく考えることにしよう。
本日の舞台はカジ旅、スタート金額は100ドルだ。

今回使用するゲームは『Baccarat Evolution』。エボリューション社のバカラではない。ま、バカラならどのゲームでも同じルールだからな。
ちなみにこのゲーム、「ターボモード」「タッチコントロールオフ」「マニュアルオフ」にすればかなり速いスピードでプレイが可能だ。
このゲームはマックスベットが小さいので、説明の通り「1ユニット=1ドル」としてゲームを行う。
【検証開始】

「プレイヤー」に1ドルをベット。再三言うがバンカーは1.95倍なので攻略法に適さない。どうしてもと言う場合はノーコミッションバカラを使えばOKだ。

1戦目はズドンと負け。幸いこのゲームは連敗に強い。どこかのタイミングで連勝すれば良い話だ。

勝利するまでに6戦かかったが、勝ったらベット額を2ドルにする。こんな感じでベット額を動かしていくと…

プレイヤーが3連勝!
このまま4連勝すればグッドマン法はすぐに成功となるが、果たして?

1⇨2⇨3の後だから「4」と賭ける間違いが多いけど、ここは「5」をベット。たまにはサクッと勝とうぜ!

ナチュラル8でぬか喜び、ナチュラル9を決められ4連勝ならず。
しかし「3勝1敗」の成績で+1ユニットとはちょっと切ないねぇ。グッドマン法は4連勝が前提のゲームなので、そこまで辿り着かないとプラス収支にはならないと思った方が良い。

その後1回負けを挟んですぐさま3連勝。これは勝機があるのか?

またもナチュラル9。ここで勝てないと水の泡… というか、ここまで10勝7敗3分でまさかのマイナス。フラットベットの方がまだ勝てる。4連勝阻止はもうやめてくれよ!

ここで「勝ち」⇨「負け」⇨「勝ち」⇨「負け」と出現して気付いたことがあるが、グッドマン法は1ドルで勝った後2ドルで勝負するので、1勝1敗だと-1ドルとなる。つまり最初で負けたのと変わらない、と言う問題がある。
これはバーネット法でもそうだったが、まず2連勝しないとプラスの土俵には上がれない。話はそこからだ。

なかなか2連勝すらできないまま、ズルズルと残高が減っていく。
このまま11ユニット以上減らされると4連勝ではプラスにならないが、果たして…

38戦目。5-5からのダメ押し3で勝利。

39戦目。ナチュラル9で2連勝。

40戦目。7-6と言う珍しい四枚決着で勝利。 もういいだろ… 4連勝決めてくれ!
41戦目…!

5対3!

かなり長い時間かかってしまったので、これで検証は終了とすることにした。
【検証を終えて】
まずは今回の途中経過と収支を表で振り返ってみることにしよう。
回数 | ベット額 | 勝敗 | 単体収支 | 累計収支 |
---|---|---|---|---|
1 | $1 | 負 | -$1 | -$1 |
2 | $1 | 負 | -$1 | -$2 |
3 | $1 | 負 | -$1 | -$3 |
4 | $1 | タイ | – | -$3 |
5 | $1 | タイ | – | -$3 |
6 | $1 | 勝 | +$1 | -$2 |
7 | $2 | 勝 | +$2 | 0 |
8 | $3 | 負 | -$3 | -$3 |
9 | $1 | 勝 | +$1 | -$2 |
10 | $2 | 勝 | +$2 | 0 |
11 | $3 | 勝 | +$3 | +$3 |
12 | $5 | 負 | -$5 | -$2 |
13 | $1 | 勝 | +$1 | -$1 |
14 | $2 | 勝 | +$2 | +$1 |
15 | $3 | 負 | -$3 | -$2 |
16 | $1 | タイ | – | -$2 |
17 | $1 | 勝 | +$1 | -$1 |
18 | $2 | 勝 | +$2 | +$1 |
19 | $3 | 勝 | +$3 | +$4 |
20 | $5 | 負 | -$5 | -$1 |
21 | $1 | 負 | -$1 | -$2 |
22 | $1 | 負 | -$1 | -$3 |
23 | $1 | 勝 | +$1 | -$2 |
24 | $2 | 勝 | +$2 | ±0 |
25 | $3 | 負 | -$3 | -$3 |
26 | $1 | 勝 | +$1 | -$2 |
27 | $2 | 負 | -$1 | -$4 |
28 | $1 | 勝 | +$1 | -$3 |
29 | $2 | 負 | -$2 | -$5 |
30 | $1 | 負 | -$1 | -$6 |
31 | $1 | 勝 | +$1 | -$5 |
32 | $2 | 負 | -$2 | -$7 |
33 | $1 | 勝 | +$1 | -$6 |
34 | $2 | 負 | -$2 | -$8 |
35 | $1 | タイ | – | -$8 |
36 | $1 | 勝 | +$1 | -$7 |
37 | $2 | 負 | -$2 | -$9 |
38 | $1 | 勝 | +$1 | -$8 |
39 | $2 | 勝 | +$2 | -$6 |
40 | $3 | 勝 | +$3 | -$3 |
41 | $5 | 勝 | +$5 | +$2 |
≪最終結果≫
勝:21 負:16 タイ:4最終収支:+$2
勝つことこそできたが、21勝16敗4分という成績でプラス2ドルなのは少し勿体無い。
1ドルのフラットベットでも5ドル勝っているので、まあ少し失敗気味かな…と言う感じがする。
グッドマン法がバーネット法と異なる点は、「より動きが少なくなる」ことと言える。
2連勝後の負けでプラマイゼロ、3連勝後の負けで+1ドル、という動きなので、バーネット法よりも「4連勝しないと意味がない」攻略法といえよう。
実際今回の検証でも4連勝さえすれば、それまでの苦悩が嘘だったかのように一気にプラスになった。
言ってしまえば、バーネット法もグッドマン法も、「パーレー法を4連勝限定にしてさらに保険を付けた」攻略法と言える。
しかしその分、パーレー法で5連勝・7連勝・10連勝と狙うより遥かに可能性があるし、初心者の方でも利用しやすく利益を上げやすいマネーシステムであることは間違い無いだろう。
以上、グッドマン法の使用感についての感想を述べたが、他にもこの攻略法を…といったものがあればコメント欄でぜひ教えてほしい。よろしくお願いします。
だんだんと冬本番が近づきつつある今日この頃、体調管理は十分にお気をつけください。
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