どうも、一色だ。
世間を騒がせているニュースが少し気になるところだが、変わらず日記のように攻略記事を書いていくことにしよう。
なるようになるさ。今までなるようになってきたんだから。ケ・セラ・セラの精神だ。
まあそんな話はともかく、今月の攻略法検証シリーズに移る。前回はどちらになるか不明…と言う話だったが、やはり攻略法の方が有益な情報を伝えられると言うことで検証を行うこととなった。
今回検証する攻略法は「31システム法」だ。
人気の高い攻略法ではあるが、Tipsでは専用記事を用意していないので、説明を行うことにする。駆け足で説明するのでよろしく頼む。

ベット額の流れはこんな感じだ。
そして、次のような表を用意する。
グループ | 賭け金 | 回数 | ||
---|---|---|---|---|
A | 1 | A-1 | A-2 | A-3 |
B | 2 | B-1 | B-2 | |
C | 4 | C-1 | C-2 | |
D | 8 | D-1 | D-2 |
基本的なルールは以下の通りだ。
・最初の賭け金(1単位)を決める。ここでは仮に1単位=「1ドル」とする。
・「A-1」よりベットを始める。A-1のベット額は「1」つまり1ドルである。
・ベットで負けてしまった場合、1つ右に移動する。つまり次は「A-2」にベットすることになる。ただし、表の右端で負けた場合、下段の一番左のグループへ移動する(例えばA-3で負けたらB-1に移動)
・勝った場合は、下段の一番左のグループに下がる。例えばA-2で勝った場合、B-1へ移動する。
・2連勝を達成するか、D-2まで続いたゲームでセットを終了し、最初に戻る。
簡単に言えば、
「勝ったら下に移動、負けたら右に移動」
「2連勝すれば成功、最後まで移動を続けても2連勝を達成できなければ失敗」
と言うルールだ。
といっても、口で説明するのは難しいので説明記事を読んでいただきたいが…
ネットカジノjpさんの記事が最もまとまっていたのでご紹介したい。
読み終わったら絶対に戻ってきてくれよ!
と言うことで、今回は31システムを使ってバカラを攻略してみることにしよう。
今回実戦するカジノはベラジョンカジノ、スタート金額は$150だ。それでは開始!
【検証開始】

今回はOneTouch社の『シュプリーム・バカラ』を取り扱う。1.95倍と言う倍率が厄介なのでバンカーは使えず、今回もプレイヤーで勝負となる。
ちなみにノーコミッションバカラにすればバンカーも使用できるが、「6」でバンカーが勝つと1.5倍になり、制度上タイにせざるを得ず勝率が下がってしまうので、プレイヤーの方が無難だろう。

慣れると難しくないが、慣れるまでは常に表を手元に置いて遊ぶことをお勧めする。
A-1でサクッと負けたので、次も1ドルをベット。

特にバカラはタイ(引き分け)があるから管理が大変だ。
勿論、タイの場合は同額をベット。グループも進まない(C-1だったらC-1のままだ)。

さて1セット目は最初から4連続負けを喫してしまうも、C-2でなんとか勝利し繋げる。
D-1でも勝利すると成功、負けると失敗は確実だが…

ナチュラル8でクリア!
1セット目は3勝5敗1分と、負け越しているが2連勝のため成功に終わった。このまま利益を積み重ねていきたいが…

2セット目は序盤がそこそこ調子が良く、そのままクリアできると思ったが…

最後で3連敗となり、D-2を残して失敗が確定。
D-1が負けとなり、「失敗確定」となった後のD-2については、「それでもやる」派と「もうやらない」派がいるらしい。とりあえず今回は失敗が確定しても行うことにする。
最後が成功したおかげで損失は抑えられたが、マイナス域に転落。

3セット目はかなりキツかった。
2連勝が遠く、ズルズルと負けてD-1でも敗北、失敗が確定。
さらにD-2でも負けて、このセットだけで-20ドルを喫した。これは取り戻すのに時間がかかりそうだ。

なぜ取り戻すのがキツいのか?これは「ストレート勝利」を見て貰えば分かるだろう。
4セット目は2連勝を華麗に決め、瞬く間にセット成功となった。
しかし利益はたったの3ドル。
このゲームでは「2連勝したら即終了」と言う成功率を上げるための工夫が為されている。しかも成功すれば絶対にプラスだ。
しかし、一度も2連勝ができずに発生する損失は、「最高で31単位」と言われてもかなり大きい。

一度に取り戻すのがベース$1だと難しそうと判断し、スタート金額を$2に変更。
すると最初こそ成功したものの…

なんとセット通算で2勝5敗!
D-1・D-2の16ドルベット失敗が響き一気に負債は-57ドル、残高は$93に。

31×3=93ドルなので、ベース$3だと9連敗すれば残高が0になってしまう。 と言うことで、ベースを$3に固定し、セット失敗時点で検証終了とすることにした。

6セット目は序盤で2連勝を勝ち取りなんとか首の皮一枚。

しかし7セット目はなかなか勝負がもつれ、C-2で負けるまさかの展開。 次からの勝負で2連勝しないと失敗だが…

あっさりと負けて終わるわけには行かない、24ドルベット頼むぞ!

「5」くらい勝てよ!!
と言うわけで7セット終了時点で-78ドルとなり、検証終了となった。
まずは今回の勝敗データを見てみよう。順番が分かりやすいよう、グループについても記載している。
回数 | グループ | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 |
---|---|---|---|---|
1 | A-1 | $1 | 負 | -$1 |
2 | A-2 | $1 | 負 | -$2 |
3 | A-3 | $1 | 負 | -$3 |
4 | B-1 | $2 | 負 | -$5 |
5 | B-2 | $2 | 勝 | -$3 |
6 | C-1 | $4 | タイ | -$3 |
7 | C-1 | $4 | 負 | -$7 |
8 | C-2 | $4 | 勝 | -$3 |
9 | D-1 | $8 | 勝 | $5 |
第2セット目(スタート:$1)
回数 | グループ | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 |
---|---|---|---|---|
1 | A-1 | $1 | 勝 | $1 |
2 | B-1 | $2 | 負 | -$1 |
3 | B-2 | $2 | 勝 | $1 |
4 | C-1 | $4 | 負 | -$4 |
5 | C-2 | $2 | 負 | -$7 |
6 | D-1 | $8 | 負 | -$15 |
7 | D-2 | $8 | 勝 | -$7 |
第3セット目(スタート:$1)
回数 | グループ | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 |
---|---|---|---|---|
1 | A-1 | $1 | 負 | -$1 |
2 | A-2 | $1 | 勝 | $0 |
3 | B-1 | $2 | タイ | $0 |
4 | B-1 | $2 | 負 | -$2 |
5 | B-2 | $2 | 負 | -$4 |
6 | C-1 | $4 | 負 | -$8 |
7 | C-2 | $4 | 勝 | -$4 |
8 | D-1 | $8 | 負 | -$12 |
9 | D-2 | $8 | 負 | -$20 |
第4セット目(スタート:$1)
回数 | グループ | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 |
---|---|---|---|---|
1 | A-1 | $1 | 勝 | $1 |
2 | B-1 | $2 | 勝 | $3 |
第5セット目(スタート:$2)
回数 | グループ | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 |
---|---|---|---|---|
1 | A-1 | $2 | 勝 | $2 |
2 | B-1 | $4 | 負 | -$2 |
3 | B-2 | $4 | 負 | -$6 |
4 | C-1 | $8 | 負 | -$14 |
5 | C-2 | $8 | 勝 | -$6 |
6 | D-1 | $16 | 負 | -$22 |
7 | D-2 | $16 | 負 | -$38 |
第6セット目(スタート:$3)
回数 | グループ | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 |
---|---|---|---|---|
1 | A-1 | $3 | 負 | -$3 |
2 | A-2 | $3 | 勝 | $0 |
3 | B-1 | $6 | タイ | $0 |
4 | B-1 | $6 | 勝 | $6 |
第7セット目(スタート:$3)
回数 | グループ | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 |
---|---|---|---|---|
1 | A-1 | $3 | 負 | -$3 |
2 | A-2 | $3 | 負 | -$6 |
3 | A-3 | $3 | 勝 | -$3 |
4 | B-1 | $6 | 負 | -$9 |
5 | B-2 | $6 | タイ | -$9 |
6 | B-2 | $6 | 勝 | -$3 |
7 | C-1 | $12 | 負 | -$15 |
8 | C-2 | $12 | 負 | -$27 |
9 | D-1 | $24 | 負 | -$51 |
10 | D-2 | $24 | 勝 | -$27 |
≪最終結果≫
勝:17 負:27 タイ:4最終収支:-$78
【検証を終えて】
17勝27敗4分。引き分けを差し引いても勝率38.6%。10戦も負け越していたら、そりゃあ勝てんわな。
しかし一番悪いのは2連勝のしなさすぎ! 基本的に31システムは成功率が高いことで使われる(1回の失敗を複数回の成功でカバーする)手法なのに、「成功」が3セット、「失敗」が4セットとはどうなっているんだ?
逆に10戦も負け越しながらこれほどのマイナスで済んでいることが不思議な位だ。
と言うことで今回の検証は、「31システムが悪い!」と言うよりも、「俺が悪い!!」と言う感じになった。
有用性はあると思うので、気になった方は是非使ってみて欲しい。恐らく俺よりは…良い結果となるはずだ。
今回の検証は以上だが、もし「この攻略法を検証してほしい!」と言ったものがあれば、ぜひ教えていただきたい。コメント欄でよろしくお願い申し上げます。
お気軽にコメントお寄せください